【連作短歌】うんこの歌
山本倫木
うんこの歌
万有の惹き合う力に従って 広野に落つる牡牛のうんこ
輝ける宝玉のごとき甲虫や その名を示し糞を転がす
彼の糞 我にとっては馳走なり 後に残れる我の糞塊
ヒトの目に映らぬ小さき我々の生きる糧なり 虫の糞塊
肥沃なる土地に気づきし人の子や 土を耕し種籾を蒔く
草も肥え牛馬育む強き土 たわわに実る秋の田畑
代謝して後に残りし物なれば 酒精は即ち酵母のうんこ
秋祭り 濁れる酒を酌み交わし夜が更けるまで人の営み
食い過ぎて夜中にふっと目を覚まし どこぞに落ちるわたしのうんこ
あおぎ見る夜に輝く天の川 地球を巡る生命の輪廻
【連作短歌】うんこの歌 山本倫木 @rindai2222
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます