概要
激重感情を向けられるが気付かないクソボケ。もう逃げられない模様
神原憂はいつもの夜の散歩の途中、雨の中に沈んでいるクラスメイトの少女――白石琴音の姿を目にしてしまう。
迷子のような面持ちをしていた少女に傘を差し出し、コミュ障かつ一般的な感性から少し離れた神原憂はとある提案した。
「うち、来るか?」
この出会いを期に、今までの人生とはかけ離れた薔薇色の人生が幕を開ける――よりも先に、色々と清算すべき過去があるようで。
灰色、鈍色、錆色上等。
神原憂は自分の価値を認めない。
そんなクソボケが呑気に動き回り、周りのヒロインの脳みそをぐちゃぐちゃにしていく話。
なお本作品はしっとり、じっくり、コトコトと。弱火と中火と極強火でヒロインの感情を煮込んでいくことを目的とした小説です。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?