概要
異世界に転生したサヤは、職業診断を受けるためギルドに来ていた。
期待に胸を高鳴らせるサヤだったが、適合した仕事はまさかの“殺し屋”で……。
受付に勧められるまま始めたはいいものの、死体処理の手続きにうんざりしていたサヤは、専属契約を結べるパートナーを探し始める。
そんなサヤの元に、とある依頼が舞い込んできた。
──大富豪の息子の暗殺。
規格外の報酬に惹かれ屋敷に潜入したサヤは、そこで人を食う鬼と出会うことになる。
「私の死体処理係(ビジネスパートナー)になって!」
「俺、けっこう食うけど大丈夫?」
これは、殺し屋(給餌係)× 食人鬼が紡ぐ、爽快餌付けラブストーリーである。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!殺し屋の少女──だが、それだけでは終わらない。
本作品は殺し屋の少女✕食人鬼というパンチの効いたタイトルになっておりますが、決してスプラッタ・ホラーではありません。中を見ればその素晴らしさは一目瞭然。
真面目に「殺し屋」の仕事をこなす少女、サヤが出会ったのは、世にも恐ろしい食人鬼だった。彼らの出会いは、様々な人間の運命を変える。
タイトル負けしない彼らの殺し屋人生は、見ていてとても楽しいです! 時に慈悲を与え、時に残酷な運命を叩きつける。そんな主人公たちは──まさに死の神。
人との出会いがもたらす、二人の関係の変化。殺しをテーマに書いているのに、生を実感できる。いいや、書いているからこそ「生」の尊さが伝わってくる。
それがあるからこそ効…続きを読む - ★★★ Excellent!!!斬新に光り、切れ味抜群なオリジナリティ。最高の「殺し屋」お仕事もの!
本作のタイトル『殺し屋少女と食人鬼』。
もうこのタイトルだけで、物語の強みがこれでもかと煌めいている。
そう、まさに本作は──ダイヤモンドで創り上げられた、ナイフのような。
最高に面白く、最高なときめきに燃え、推さずにはいられない。
至高の一品たる、物語である。
この作品は「殺し」という行為が正当かつ合法な「お仕事」として普及している世界が舞台となっています。
主人公かつヒロインのサヤは、凄腕の殺し屋です。
そんな凄腕殺し屋少女のサヤは、殺しのお仕事においての重要作業であり面倒な後処理でもある「死体処理」に悩まされていました。
そんな時、「食人鬼アルヴィス」と運命的な出会いを果たします。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!独創性がすごい!これまでにない組み合わせに心を射抜かれます!
斬新で新しい物話を読んでみたい方に強くおすすめします。
文章がすごく読みやすくて、一気に読んでしまいました。
この作者さんは、作品により雰囲気をガラッと変えてきます。この作品は少しコメディーも入っており、重たくなりそうな場面もサラッと楽しく軽く読めるようになってます。
食人鬼でグロいのかなと心配な人は、とにかく読んでみてください!
設定や世界観が細かく練られていて、食人のシーンもグロくありませんでした。
鬼のアルヴィスと殺し屋のサヤが可愛くて、途中にドキドキするシーンもあって最高です。
どうやってこんな物語を考えてるのか気になります。
タイトルで迷ってる人は、ぜひ読んでみてください。…続きを読む