概要
会えないふたりが、ここで会う。
高等部に進学したばかりの白石瑠璃は、新学期二日目にして登校できなかった。
息苦しい現実から逃げ込むのは、小学生の頃から使っている仮想学習空間『シティ』。そこには、ダサいスーツ姿で“お決まりのセリフ”を繰り返す、ちょっと古臭い支援AI「サトナカ」がいる。
なぜ自分はうまくやれないのか。なぜ人と違うのか。そんな問いを抱えた瑠璃は、シティでかつてのクラスメイト、碧に再会する。
少し先の未来、発達グレーゾーンの少女と、対話型支援AI、そして碧が紡ぐ、再出発の物語。
息苦しい現実から逃げ込むのは、小学生の頃から使っている仮想学習空間『シティ』。そこには、ダサいスーツ姿で“お決まりのセリフ”を繰り返す、ちょっと古臭い支援AI「サトナカ」がいる。
なぜ自分はうまくやれないのか。なぜ人と違うのか。そんな問いを抱えた瑠璃は、シティでかつてのクラスメイト、碧に再会する。
少し先の未来、発達グレーゾーンの少女と、対話型支援AI、そして碧が紡ぐ、再出発の物語。
『ミュゲ書房』、KADOKAWAより発売中です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!時代や空間を超えて胸に響く、心の物語
人との違いや「うまくやれない」ことに悩む、高校生の瑠璃。彼女が仮想空間で再会した人は――。
近未来が舞台のSFですが、まず私が心を掴まれたのは、主人公、瑠璃の心の描写。
どうしても学校に通えない。人との交流がうまくできない。そして勉強も……という彼女の心の描写が、非常に繊細に、きめ細やかに描かれており、フィクションであることを忘れるほどに感情を揺さぶられます。
彼女が逃げ込む仮想学習空間、「シティ」で再開した元クラスメイトの碧も魅力的。
単なる王子様キャラではない彼。
実は……。
仮想学習空間『シティ』は、SFらしい雰囲気がありながらも、「今、ここ」の現実と地続きであることを強く感じさ…続きを読む