とても丁寧に書き込まれ、なかなか素直になれない登場人物の描写の数々が凄い。ラブコメ、青春劇、ヒューマンドラマを程よく調和させた、そんな作品と言ったところでしょうか。是非とも皆さんも読んでみてください!
描写がすごい。とても細かく書き込まれていて、文章だけで風景、人物の動きが浮かんでくるような表現力に引き込まれる。最初はふわっと読んでみるくらいのつもりだったが、自然と次の話、次の話と読み進めていってしまった。
ラブコメ。そんな言葉で片付けるには勿体無い、心に素直になれない二人の切なくなるお話です。主人公の海斗は過去のトラウマで「自分」を押し込めて、由紀に対する自分が分からない。ヒロインの由紀は家出娘。流浪生活で汚れた自分に、海斗に対する気持ちを出せない。少しずつ氷解していく関係を後押しする「素直」な周囲のキャラクターたちが彩ります。ラノベほど薄くない文体ですが、読みやすく丁寧な表現で、物語の世界に素直に入り込むことができます。導入だけでなく、数話読み進めればきっと気に入って引き込まれることでしょう。是非、読んでみてください。お勧めです!
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