概要
月は優しく見つめている。男も、女も。
今年2月の頭に書いた、官能的小説「黒い髪の人魚」のスピンオフの二作目です。
ヒデとチュンチュンが東京で悲しい別れを遂げてから5年。
上海K大学の大学院生となったチュンチュンがマンションのベランダで東京のヒデ君を想うお話しです。切ないラブストーリーです。
「黒い髪の人魚」は、スピンオフをあと一つ書いて、完結にしたいと思っています。
まだ「黒い髪の人魚シリーズ」をお読みになっておられない方は、できれば、①「黒い髪の人魚」スピンオフ ~終電なんて大嫌い~ ②黒い髪の人魚、の順番で読んで、本作をお読みになられることをお勧めします。いずれも短いので、それほどお時間かからないと思いますよ。
ヒデとチュンチュンが東京で悲しい別れを遂げてから5年。
上海K大学の大学院生となったチュンチュンがマンションのベランダで東京のヒデ君を想うお話しです。切ないラブストーリーです。
「黒い髪の人魚」は、スピンオフをあと一つ書いて、完結にしたいと思っています。
まだ「黒い髪の人魚シリーズ」をお読みになっておられない方は、できれば、①「黒い髪の人魚」スピンオフ ~終電なんて大嫌い~ ②黒い髪の人魚、の順番で読んで、本作をお読みになられることをお勧めします。いずれも短いので、それほどお時間かからないと思いますよ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!三日月が優しく見守る、二人の心はひとつ
オンナゴコロの濃やかな描写に定評のある小田島氏が紡ぐ、チュンヒデ物語の第三弾(“黒い髪の人魚”のスピンオフ第二弾)です。
構成は、チュンチュンの独白スタイルで書かれた第一話とヒデくんの独白の第二話。ヒデくんの部は異常に短い。これは作者の思い入れの深さの差なのか(笑)
チュンチュンの27歳の誕生日、遠く離れた二人が同じ空を見上げている。三日月の薄い光が、二人を優しく見守っている。
二人が別れてから5年もの月日が流れた。中国人留学生だったチュンチュンは、日本の大学を卒業後帰郷し、離れ離れになった。別れる時はお互い縛らないと約束した二人だったが‥‥。
二人の心情と三日月の優しい光が絡み合っ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!すれ違い続ける者たち
両片思い、なんて言葉があるが、あれほど傍から見ていてもどかしい瞬間は無いだろう。互いにどうアプローチするか、当人同士も相手からの恋心なんて微塵も考慮しないまま、にらみ合いの頭脳戦を続けてしまうのだ。この拮抗を壊すのはなかなか手間のかかる。
この話は両片思いではないものの、一度別れることを決めながら、それでも相手を忘れられない、大人になった男女の切ない恋心が綴られている。向こうは納得しているのだから、いつまでも自分が気にしていたら仕方ないだろう。大人になった二人はそう考え、互いに後ろ髪をひかれながらもこれからのことへ目を向けている。
彼らにも明日は来るだろう、そして明日には何も変わらず昨日…続きを読む