読後感に今心が吞まれているので、よかった……よかった……しか言葉が出てきていない。もうなんか二人の恋を見守る親みたいな状態になっている。
こういった別れを書いた話、時に「再会しない方がよかった」とお思いになられる方もいるかもしれないが、この作品はこの「再会」があってこそより輝くのかもしれないと感じられた。
特に作中でチュンチュンが将来をどうするかについて考えていたり、ヒデ君にも社会人としての生活があるのかもしれないと思いを巡らせていたり、再会は無責任なものではなく、彼らが「これからの未来」を生きていくうえでどんな形の幸せを掴むか、を語っている物語であるところも素敵な恋愛ものだなと感じられた。
大人なシーン(婉曲表現)も含まれているが、それ以上に二人の恋や愛を感じられて、そういったものが苦手な方も楽しめるだろう。個人的には「Hello Again ~昔からある場所~」が似合いそうだと思った。
黒い髪の人魚の最終話
思えば私が1話目で小田島先生が別れさせるつもりだったのに、感想欄で好き合っているなら結婚すればいいのにと、私が言ったのを思い出します
その甲斐があってか?最高の形で物語を終えることができたと思います
小田島先生はやらしすぎないか心配と言っていましたが、私は純粋な二人の物語だと感じていたので、やらしいとは思いませんでした
トレンディドラマですね
物語は終わりましたが、二人はこれからも共に生きていくんだろうなと考えると嬉しくなります
私は悲劇も好きですが、ハッピーエンドも大好きなので
純粋で大人向けな素敵な話なので、まだ見ていない人はぜひ、1話目からご覧ください