よくある町の、ふしぎ話

一話完結の短編集ですが、お話ごとに色が違っていてどれも印象に残るエピソードばかりです。親しみやすい語り口でつい油断して笑ってしまいますが、よくよく考えると実はすごく怖いお話だったり、そうかと思えばふしぎ話の中に人生が感じられてぎゅっと切なくなったり。
ちょっとノスタルジックな雰囲気もあって、さくらももこ風なエッセイマンガがとても似合いそうだなと思いました。本作の桃子さんもいい味を出しておられます。
ちなみに登場人物の中ではミサトさんがツボに入りました。
ぜひご一読を。

『よくある町の、ふしぎ話』は、日常に潜む不思議を巧みに描いた短編集です📖✨。

青木桃子先生の親しみやすい語り口調で、物語の世界に引き込まれました💖✍️。

エピソードごとに異なるテーマと雰囲気が楽しめ、どの物語も短いながらも深みを感じさせる仕上がりです🎋🌌。

幽霊や座敷わらしといった日本らしいモチーフが温かさとともに描かれており、不思議な出来事に対する視点が広がります👻✨。

また、怖さだけでなく、人間味や感動を与えるストーリーが詰まっており、読後にはほっとするような優しい気持ちに包まれる作品です😊🍀。

日常の中に潜む「ふしぎ」に興味がある方、短編集を探している方にぜひオススメです！🌈✨