概要
アイドルの「ア」の字もない研修生が「ア」を目指す成長もの!
アイドルの登竜門に臨む正統派アイドルものです!
「アイドルってなんだろう?」。アイドルの「ア」の字もないと叱責された研修生、分目若菜が掴んだ答えとは……?
「アイドルってなんだろう?」。アイドルの「ア」の字もないと叱責された研修生、分目若菜が掴んだ答えとは……?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!鬼の一喝から始まる、本気のアイドル成長譚。
『私はアイドルの「ア」!』レビュー
── 鬼の一喝から始まる、本物のアイドル物語──
レビュアー:ひまえび
「お前には、アイドルの“ア”の字もない!」
双葉トレーナーの冒頭の一言に、心を鷲掴みにされました。
大河井あき様の『私はアイドルの「ア」!』は、ただの“アイドルもの”ではありません。
それは、「ステージに立つ」ことの厳しさと尊さを、真正面から描いた熱い物語です。
主人公・分目若菜は、自分でも自覚するほど実力不足の研修生。
しかし、その未熟さと直面しながら、厳しいレッスンの中で少しずつ「本物のアイドル」への扉をこじ開けていこうとします。
かつては憧れの存在だった双葉照実が、今はジャ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!情熱アイドルストーリー
『今のお前には、アイドルの「ア」の字もない』
こんな言葉を投げかけられ、思い悩む主人公・分目若菜の心の動きがつづられています。果たして主人公に足りないものはなんだったのか、他のアイドルとの交流を通して、その問いに答えを探す成長譚になっています。悩みながらも突き進む主人公の熱い姿には胸を打たれます。
アイドルものとしてディティールが細やかで、研修生になってから練習シーンにいたるまで、その場に参加しているかのような臨場感を味わいました。
一見不思議なタイトルですが、終盤まで読めばそこに込められた意味がわかるでしょう。
アイドル特有の情熱が感じられる一作でした!