概要
大学生の松原啓一郎は、偶然「颯斗」という同い年の青年と出会う。
距離を縮めていく二人だが、颯斗にはある秘密が。
その秘密の片鱗を目にした時、大嫌いな故郷で封印したはずの記憶がよみがえっていく……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!クセ強キャラたちが、好き放題に動くものだから
BL✕ミステリー
孤島の名家
「龍の使い」の血を引くという言い伝え
因習にとらわれた人々
人が人を虐(しいた)げ
人が人を殺す
横溝正史のような世界で、おどろおどろしく繰り広げられる陰惨なドラマ
のはずなんですが、
なにせ、出てくるキャラクター(特に脇役)のクセが強すぎて!
(これはひどい…)
と、胸を痛めた次のシーンで、爆笑させられるという、わたくしの情緒を乱高下させまくってくれた小説です
もちろん、ミステリーなので、しっかりと〈謎〉はあり、真相が明かされたときには、まんまと、「ええっ!?」となりました😁
そして、冒頭部を2度読みしに戻りました
なお、本編のあとの後日談(『龍…続きを読む - ★★★ Excellent!!!怪しい風習が残る閉ざされた村というだけで十分怖い。謎が謎を呼ぶ衝撃作!
主人公は恭介という男の記憶喪失をきっかけに、恭介の息子『颯斗』を探し始めます。
偶然にも目的の相手に出会い、二人は共に故郷の「黒神村」に帰ることになるのですが、この村には「龍の鱗」にまつわる伝説やしきたりが残っていて……。
閉ざされた村で次々に起きるつらい事件や、過去の凄惨な出来事が胸を抉る中、多くの疑問が浮かび、どういうことだろうと頭を捻っていると、とつぜん、天地がひっくり返るような衝撃が!
この衝撃は、物語の中で衝撃が起きたというわけではなくて、他の部分に衝撃を受けました。
これは一体どう言うことなのか?
皆さんもご自身で体験してみてください!
BL要素は濃厚なものではないので、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!それぞれの想いが複雑に絡まり、そして。
黒神村。
通称【龍の島】
松原家。
赤黒い鱗のような痣【龍の鱗】
当主となる者の証。
先祖である黒龍の言葉を聞いて、村にその加護をもたらすのが【龍の使い】の役目。
大学生の松原啓一郎は、偶然「颯斗」という同い年の青年と出会う。距離を縮めていく二人だが、颯斗にはある秘密があって····。
路上ミュージシャン、律との出会い。
青年の本当の名前は【柏木颯斗】。颯斗。それは啓一郎が(記憶喪失になった柏木恭介に頼まれて)捜していた人物だった。啓一郎の父親である松原洸一郎が柏木恭介の家族にした"あること"が原因で壊れてしまったもの。
ふたりのその出会いは因縁めいていて、その後のさまざまな人間関係に…続きを読む - ★★★ Excellent!!!もつれにもつれた人間関係が、癖になる。
*第五章第4話まで読んだ時点のレビューです。
ミステリーとBLが絶妙に交錯する本作。
松原啓一郎と颯斗の出会いを起点に、互いの過去や“恭介”という存在をめぐる謎が浮かび上がり、やがて世代をまたいで複雑にもつれ合う人間関係へと発展していきます。
私の場合、このもつれ具合が最終的にどうなるのか気にになって、それがもっともつれていくので「どうなっちゃうのー」と思ううちに最新話に辿り着きました。
特に印象的だったのが、恭介と洸一郎の関係性。
特別に親しいわけではないのに、どこかお互いを常に気に掛け合っているようでもある。
依存のような、あるいは孤島における唯一純粋な友情のような──そんな曖昧で…続きを読む