レビューなのに酷いとは思うんですがこの気持ちを表現することができず上手く言葉にすることができません…。もしこのレビューを見る方が居るのでしたら是非ともこの作品を読んで見せください。きっと温かい気持ちになるはずです。
開けたら、幸せになるか、不幸になるかわからない箱。まるでシュレーディンガーの猫のような箱を開けた男、または人たちの話。だが、送る日々はどちらともつかぬ日々だった。幸、不幸とは、線引きが曖昧だし、価値観も人の数ほど違いはあるだろう。そして、答え合わせの時間はいつだって、全てが終わる頃にやってくるものだ。箱の正体はわからないが、我々はいつだって、自分が幸福なのか不幸なのか、それぞれ分からないまま、そんな輪郭の曖昧なものを拾い集めているのだろう。泣かせていただきました。ご馳走様です。
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