概要
よ! 大悪党!
年越しそばを求める客が集う小さな蕎麦屋『藤庵』。しかしこの店、ただの蕎麦屋ではなかった!
『時間を操る蕎麦』や『蕎麦アレルギーの500歳男』、さらには『違法蕎麦を取り締まる謎の客』まで、次々と現れる怪しい客たち。
令和版『時そば』が織りなす、ちょっと悪くてクセになる年越し物語
『時間を操る蕎麦』や『蕎麦アレルギーの500歳男』、さらには『違法蕎麦を取り締まる謎の客』まで、次々と現れる怪しい客たち。
令和版『時そば』が織りなす、ちょっと悪くてクセになる年越し物語
読んでいただけるだけでも感謝なのです。そんな私が施しを受けるようなら、兄さんと呼ばせて頂きます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これはまた、とんでもない蕎麦が出てきたぜ!!
一話目を読んだ段階で、こいつはすごい小説だ! とテンションが上がりました。
大晦日辺りの時間。とある蕎麦屋に一人の客が現れる。
その客は、自分を「異世界の住人」だと名乗り始める。そして異世界の力を使い、現実世界で成り上がってやろうと言い出す。
それらの話を華麗にスルーし、ひたすら蕎麦を食べさせようとする店主。
それで客は帰って行くのだが……。
とにかくもう、設定がすごいのです。
蕎麦屋という、ごく平凡で日常的、大みそかにおいては風物詩ともなっているもの。
そこで出される「蕎麦」というものを通し、どうにも広大なスケールの何かが始まって行く。
「異世界の住人」という概…続きを読む