あとがき

 さて、今回は、数あるカクヨム作品のなかから『空白』を読んでくださり、誠にありがとうございます。


 当短編を着想したのはそこそこ昔で、京都府北部に仕事で滞在していたおり、宿のご主人から聞いた話が元になっています。


 都市と山郷をつなぐ完成したばかりの自動車道のことを、その方は「泥棒ハイウェイ」と呼んでいました。


 山郷の美しい水や空気そして景観は彼らの住まいそのものであるところに、都市部の人々はコンビニ感覚で踏み込んできており、誰をも平等に阻む自然のなか、人々の里にある静かな怒りのコントラストは印象的でした。


 今回カクヨムコンテスト10に応募するにあたり、以前に書いたアイデアストックのなかからコレを引っ張り出してきたのは、カクヨム全体でみてホラージャンルが手薄だったことと、モダンホラーが極端に少ないように思えたためでした。


 あのとき見聞きしたものをなんとか文字化できないものかと習作したものを、今回フィクションとしてまとめなおしました。


 できれば多くの人の目にふれてほしいなと思っています。


 感想やご意見など、コメント欄で頂戴できると嬉しいです。もしも本作で心が動くようなことがあれば、お気軽にどうぞ。


──────────────

【お願い】

 今作は、カクヨムコンテスト10短編部門に出品中です。


 第一次選考に相当する読者選考突破のため、最終ページの評価するボタンで⭐︎⭐︎⭐︎評価のご協力を賜りたく存じます。また完結作品ではありますが作品フォローも評価対象になるようなのでとあわせて、どうぞご協力のほど宜しくお願いいたします。


 ほしがってばかりでみっともないなと自分でもこんなお願いごとを書いていて凹みますが、なにもしていないと作品が埋もれてしまうので、恥をしのんでお願いします。


 さてさて。


『部長、うっかり出社する』

https://kakuyomu.jp/works/16818093089359970580/episodes/16818093089360000697

こちらはコメディ要素もあるサスペンスホラーです。お口直しにどうぞ。


 ✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。 朱拝

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空白 @AK-74

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