概要
「君の命は僕が預かった」それは最後に伝えた、愛に最も近い言葉
僕はずっと、たくさんの恋を失い続けていた。
長い人生の中で、幸せの形はさまざまに存在する。
想い人に想いを伝えることはできなかったけれど、僕は想い人のずっと側を歩くことができた。
それも一つの幸せの形。
それで満足だと思って生きた。
そして、恋を失い続けた幸せな僕が最後に選んだ答えは、倫理も道徳も常識も越えて、ただその人の願いを叶えることだった。
長い人生の中で、幸せの形はさまざまに存在する。
想い人に想いを伝えることはできなかったけれど、僕は想い人のずっと側を歩くことができた。
それも一つの幸せの形。
それで満足だと思って生きた。
そして、恋を失い続けた幸せな僕が最後に選んだ答えは、倫理も道徳も常識も越えて、ただその人の願いを叶えることだった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!すれ違ってしまった二人。時を越え、その想いの行く末は……
切なさで心が震える作品でした。その上でとてもスケールも大きい。
蓮司と紗雪。二人は幼馴染で、互いを意識していた。
しかし、蓮司は紗雪ではなく同じクラスにいた真衣と付き合うことを決め、紗雪も蓮司の友人だった孝之を選ぶことになる。
その後も友人として一緒にいるものの、やはり気持ちは消えることはなく……
紗雪の想いがとにかく切なく、読んでいて胸が締め付けられました。
時を越えてからも想い合っていた二人。そして、二人の身に起こることは。
紗雪が最後に迎えた結末。その時に彼女が抱いた感情。それを想うともう本当に、切なくて切なくてたまらなくなります。
究極の愛の形であると共に、近く…続きを読む