会社員なのにPTA役員に勧誘され、副会長→会長になった作者さまのエッセイ。
児童時代に「お父さんがPTA会長!」と誰も聞いてないのに自己紹介する同級生の話と、役員になりたくない!という一般論でしか触れたことがなかったので、内情の一例を知っておもしろかったです。
……いろいろあるのですね、大人なので。
その地域の一時代の一例だとは思うのですが。
謎の前例主義とことなかれ対応はよくあるので共感しました。
かといって、正論で反旗を翻すことも案外カンタンな気もするので、本質に則ってよい感じに変更されたことはよかったんじゃないかと思います。
自営業をされている方が多い印象はあって、ある意味、会社員の方が会長をされたのもよかったのかもしれませんね。
はじめは嫌かもしれませんが、入ってみないことには変更や廃止もできないので……先生含め、行政だけではない視点があってもよいんじゃないかなと感じました。
いやぁ……なんか、やはり企業勤めを経験すると、ものすごく謎論理なことをされてるな、と感じることはままありますので。古いし。
勇気ある行動、お疲れさまでした。
本当にためになるエッセイです。そして何より面白い!
PTA。誰もが名前くらいは知っている組織ですね。多くの人はこのPTAのことを「教師に対してうるさいこと言うような、ちょっとお堅い組織」というイメージをお持ちになっているのではないでしょうか。『旧態依然』という言葉を象徴しそうな、そんな雰囲気があります。
ですが、そこに関わる人々には、実は思わぬ苦労が存在していたのです。
「ええ、そんな風なの!?」と驚かされる話が出てきて、読み終えた後には物事の見え方が確実に変わります。
特に面白いのがベルマークの話。最近、世の中でベルマークを集めてる話って聞かないなあ、と思っていたら、こんな内情があったとは。
近くて遠かったPTA。そんな組織の知られざる秘密が、これを読めばサクッと理解できるようになります。
そして、最後にきっとこんな言葉を口にしていることでしょう。
モニターの前で両手を合わせ、「お疲れ様でした」と。