これは己を奮い立たせるための純粋な慟哭なのだと思う

目指す場所があり、譲れぬ過程がある。
それならば、それを握りしめたまま、泥水の中を行軍するよりほかにない。

たとえその道中で骸と化すさだめであっても、その運命に抗う為にペンを振るっている。

わたしの剣はペンだから。

そんな剥き出しの慟哭。

心打たぬ理由はない。