創作論そのものも作品であり、生き様死に様でもあるという作品

今回、創作論というか、なぜ書くのか? とか、作品の意味とかを問うものがいくつかあって興味深かったです。
作品を書く意味は人それぞれだし、そもそも意味とかわからずに書きたいから書いている人もいれば、「小説家になりたい」という一心で書いている人もいる。もしかしたら「モテる」とか、「カッコいい」とかいう動機の人もいるかもしれない。小説家っていうとちょっと知的な印象ある。

小説を書くというのは、自分の作品との心中というのは初めて見た表現だったので、正直、ちょっと驚きました(もちろん、いい意味です)。

私自身は創作論は得手ではない(そもそも書きたい時に書きたいように書くスタイルなので「論」のようなものを持たない)ので、素朴な感想になりますが、これはこれで創作論であると同時に作品でもあるのでもっとつきつめて世界観まで昇華できそうだな、と思いました。楽しみです。