近年になって、ヤングケアラーって言葉が独り歩きしてる気がする。親兄弟の面倒も、家事も、家族の生活を支えることも、一家の中の、辛抱強い子供の背中に乗っけてしまう。当事者の子供にとっては、それが日常で、その選択以外の選択肢が無いのに。早く大人になって、ちゃんと自分で稼げるようになりたい。……って、呪いのように呟きながら、助けるような優しい言葉にどれ程傷ついてきたことか。って重い気持ちを感じさせない、軽いタッチの文体が好きです。これからの物語に期待しています。
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