ライラック

物語とはなんのためにあるのだろう。

楽しくなるため。溜飲を下げるため。意思を奮い立たせるため。優しい気持になるため。
そんな前進や平穏を促すことを効能とする物語は数多くある。
が、一方で、
辛くなるもの、暗い気持になるもの、怒りがこみ上げるもの、無常観に囚われるものなどの、後ろ向きとしかとれない物語も、やはり少なくはなく存在する。
前者は「良い物語」で後者は「悪い物語」なのだろうか？

もちろん、そんな簡単で丸投げな区分けで論じるのはあまりにも乱暴だ。
そもそも受信機たる読者が個々のユニークな存在である以上、信号の捉え方、変換の仕方も千差万別であるはず。
前向きだろうが後ろ向きだろうが現状…続きを読む

今日の「注目の作品」に出ていたので、急遽、読みに来ました。

ウーン、実に真に迫った内容で、これは、ホントの実話だろうか？と、思った程です。

ですが、これが、多分、作者さんの頭の中で作られた作品であるとするならば、この作

者先生の、筆力は、実に、半端無いものです。

先ずは、読んで、見て下さい。

この迫真の小説を！！！