書いた作品について

猫と化け猫と男一人とお借りしたキャラクターについて

 企画がはじまって最初に書いた作品です。お見合い企画は、同性愛描写が認められたキャラクターにかぎり、BL・GLの執筆が可能なのですが、さすがに一発目に書く人はいないだろう……ということはチャンスでは? という発想で、BL一番槍を努めさせていただきました。


 私としては、名づけの場面や最初のやりとりなど、押しかけ人外女房(概念)系の商業BLくさいのでは……苦手な方は拒否反応が出るのでは……と心配していましたが、杞憂に終わったようで何よりです。むしろBLなのかどうか怪しくなってしまったようで、そこは恋愛企画参加作として反省点ですが、おかげさまでほっこりした賞を頂きまして、ありがたい限りです。作者版として公開させていただいたバージョンでは、現代ドラマにしているのは、いっそ恋ではなく家族愛として描こうという、ある種の開き直りです。その割には家族に挨拶うんぬん言ってますが。


 続編ですが、うっかり佐伯さんのお父様を生やしていたので、修正しました。設定から外れてしまっていたことに気が付かず、申し訳ないです。


 お相手にさせていただいた佐伯剛さんの主演作はこちら。作成者はゆげ様です。


【No.026】この指とまれ

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093085871451604

作者:北白川にゃんこ(猫柳蝉丸)様

https://kakuyomu.jp/users/necosemimaru


【No.029】何の変哲もないキャンディの包み紙を、彼女はたまに愛しげに眺めた(佐伯剛、弱竹輝夜)(作者様公開版)

https://kakuyomu.jp/works/16818093087018368549/episodes/16818093087019870861

作者:hibana様

https://kakuyomu.jp/users/hibana


【No.034】探偵と不器用な恋

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093086008516901

作者:サトウ・レン様

https://kakuyomu.jp/users/ryose


【No.059】僕だけのひだまり(作者様公開版)

https://kakuyomu.jp/works/16818093086297914848/episodes/16818093087968969702

作者:ゆげ様

https://kakuyomu.jp/users/-75mtk/works


 主演作どれも温かな物語が多く、善良で温かな、とても素敵なキャラクターです。刻露は作成者様でもあるゆげ様の『僕だけのひだまり』が特に好きで、佐伯さんの岩手出身描写を入れたいな、と思ったので、続編では久慈のウニを登場させました。後出しジャンケンっぽくなってしまいますが、実は僕だけのひだまりでのお相手である小日向尚香さんと佐伯さんのカップルは、尚香さんがキャラクターリストに現れる前に、『猫と化け猫と男一人』を書いてしまっていたので自分では書かなかったものの、ここお似合いじゃん!と思っていたカップルでした。方言恋、いいですよね。


 年の差恋愛多めの佐伯さんですが、お人柄のおかげで、年上が良い大人なタイプの年の差恋愛を読むことができて刻露は嬉しいです(何目線?)。大人の良心を体現した、穏やかなおじさまはいいぞ。


 サブキャラ起用の勝手がまだ掴めておらず、名前だけお借りした状態になっていて申し訳ないです。


 輝夜先生についての言及は名威氏が『樋口一葉もこうやって現れた〜』みたいな後方腕組みオタクをする案もあったのですが、長くなるのでやめました。


 名威氏が観察中の東海林悠也さんの恋愛模様は、作成者でもある森陰五十鈴様作品の『少女漫画のヒロインなんて柄じゃない』(作者様公開版→https://kakuyomu.jp/works/16818093087034097364/episodes/16818093087034226585)だと思います。理由は刻露が好きな作品だからです。私欲です。


 雷香さんはキャラ設定の『動物に話しかける時に語尾が「にゃ」とか「わん」とかになる』を読んだ時から、名威氏と絡ませたかったのですが、話の展開上、名威氏とは絡ませられなくて残念です。しかし、ここの絡みはなんと初日に【No.008】探偵・銀音雷香の解決できない一事件、【No.009】CPしないと出られないお見合いサバイバルで両方とも雷香さん×ブレードさんのカップル成立のキューピッドとして名威氏が活躍してくれたので、とても嬉しいです。雷香さんは佐伯さんとのカップル『探偵と不器用な恋』はじめ、魅力的な主演作を見せてくれたキャラクターです。


 【No.008】探偵・銀音雷香の解決できない一事件の作者様は森陰五十鈴様です。作者様公開版はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16818093087034097364/episodes/16818093087034113930


 【No.009】CPしないと出られないお見合いサバイバルの作者様は板野かも様です。


 比較的短いですがこの辺で。次はいつになるかわかりませんが、『お砂糖は秘密を溶かしてから』の解説です!

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