転生した異世界で新聞社を作ったらペンがチート武器になってしまった

リト・マクルーハン。
22歳。
職なし。
自宅なし。
貯金微量。
元は日本人ということ以外記憶なし。

つまり、現在日本の誰よりもひどいステータスである。

自分が何者だったのか、そして今何者の身体を借りているのかすらもわからない。

そんな中、貴族天下りギルドマスターから理不尽にも冒険者ギルドをクビにされ、晴れてニートの仲間入りとなったリトの手に握られていたのは、ギルドの収支報告書。

上から下への理不尽なパワハラ環境を打破し、「自分」を探していくために「情報」を武器に戦ってゆくことを決意する。

「ペンは剣よりも強い。あっちだと常識なんだワ」

ペンと情報と少しの魔法だけで異世界初のメディア、新聞社を設立し自分のルーツを探すことにした。

しかし、大企業となった新聞社が発見するのはダンジ…続きを読む