世界最強の力があれば、何をしたって自由。
罰する事も出来ないので、文字通りやりたい放題。
物語を読み進め、一見するとただの無法者の悪党にしか見えませんが…。
その実、主人公は鏡の様な存在です。
優しさには優しさを。
礼節には礼節を。
悪意には悪意を。
殺意には殺意を。
そして
理不尽には理不尽を。
問題としては、力のみを重視している点でしょうか。
素晴らしい服を、美味しい食べ物を、快適な住居を、素敵な娯楽を作れる人達を。
主人公が力のない弱者として見下すのであれば、この世界の文明に未来はないでしょう。