第2話 神ィ!?
「……」
「……」
「…」
気まずいな…
「…さて、ここだ」
案内されたのは机と椅子が二つあるだけの場所だ
「…座って」
「…はい」
座った後、話始める。
「…君には異世界に行ってもらう。」
「…!?」
「すまん!お前の処分をどうするか決めきれんかった!」
神が土下座をしてくる。
…断れなそう…。
「えっと…どういうことです?」
「えっとだな…」
一息ついた後話す
「本来、動物は死んだ時記憶を消し、別世界に転生させる。お前たちの言う《輪廻転生》っていうやつだな。」
「なるほど」
「…本当は同じ様にしたかったんだけどなあ、機械神が猛反対してきてなあ…」
「…そうですか……所で、何故異世界に行くんですか?」
土下座を止めて、椅子に座る
「…んまあ対応が分からなかったからな。とりあえず他の世界の神に任せることにした。」
他力本願かい!
『あの!』
『うおっ』「うおっ」
テスターが話しかけてくる。
二人…ではないけどびっくりした!なんだこいつ
『えっと…私も質問いいですか?』
「いいぞ」
「…ん?何で話せてるの?」
「だって神だし」
神だったらしょうがないかあ
『えっと…何故私は人間…みたいな者になったんですか?』
???
「ああ!それは後で説明するぞ。とりあえず人間の姿になっていていいぞ」
『分かりました。』
「???」
直後、人間の女性が出てきた。
綺麗なアルビノの女性だ。
「何があった…」
「…後でね」
まあ仕方ないか…。…解せぬ
「えっと…今どういう話してたんだっけ。」
「異世界の神に任せるって言う所だね」
「じゃあ…続きを。」
「ああ。その世界はもう壊れかかっててな。」
「!?」
「この世界では《エルフ》と言う種族が独裁している。」
「そなt」
《世界名ツキヨミの転生を開始します》
その言葉が聞こえた直後、文字通り頭が真っ白になった。
◇◆◇
「は………ぁ」
誰かが走って来る。反射的に構える…
「あれ?」
自分の目に入ったのは3歳位の子供、の体になっている俺
「すぅー」
うん!一旦深呼吸だ!うん!
「はぁー」
よーく見ると鏡があった。…写っているのは完全に3歳児だが……って!これ走馬灯の子供じゃん!
『聞こえますか!マスター!』
うわっ。
『聞こえるぞー』
『はぁ、良かった。』
『テスター、今の状況は?』
『はい、まず此処は異世界の様です、貴方はこの世界で5年間«バルカン=アヴェンジャー=レン»として生きていました。』
『待て!5年間の記憶が無いんだが!』
『はい、という訳で5年間の記録を送ります。』
『…大丈夫なのか?俺は今人間っぽいけど。』
『ええ、ですから魔法で送ります。』
この世界には魔法があるのか!!
『…了解』
《記録が届きました。》
そして5年間の記録が送られてきた。
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