戦闘ロボは進化する! 〜異世界で相棒と無双する〜
@74sikisennsya
第1話 一般通過ロボット
不定期18時に投稿予定です…!
また。なろうの方でも投稿しています。
「はぁ…はぁ…」
自由…!
「はぁ…はぁ…」
自由…!
「はぁ…はぁ…」
自由自由自由!
……まずい…!もう追手が来てる…!
『テスター?目的地まであとどの位?』
…ん?
『おい!テスター?』
…返事が来ない…!
「ジャミングか…!」
まずい…!早く逃げなきゃ…!
「…!」
目の前にトンネル!閉まってるけど!
「…めて…」
男たちに囲まれ、殴られる。
…視界がぼやけて
…意識が消えゆくとともに過去の記憶が流れてくる。
最初で最後の走馬灯…見たくなかったな。
「…に…やめ…うぜ…」
子分らしき者が何かを言っている。
…聞きたく無いが…
「…丈……リー…い…ば…」
……死んだら何処に行くんだろうか?生まれてきてからずっと考えていた、…まあ数年前から考えてないけど。
天国に行くとか、異世界に行くとか、いろいろある、…結局の所、誰も死後の世界を知らないが。
…そもそもの話。機械に『死』と言う物はあるのだろうか…?
「…国に…る…な」
「……か………」
…ああ…死にたくないな…ようやく平和になったと思ったのに…。
…でも…
「ようやく死ねるな…」
兄貴面している奴が拳を振り上げる…恐らく、あれで死ぬだろう。
…死ぬ前、存在しない走馬灯が流れて来た。
こんな走馬灯、プログラムに存在しないが…
…酷い走馬灯だ…大体5歳位の男の子が親らしき人物に殴られている…日本の風景ではないが…
「…何で…」
◇◆◇
「…死んだのか…」
『…死んでは無いようです、そもそもマスターには『死』と言う概念はありません。』
『おうテスター?』
『何でしょうか?マスター?』
『お前な!』
『?』
『…まあいいや、此処は?』
『…知りません』
『…』
こいつ…!
…とりあえず歩こうとした所、目の前に光が現れた。
「…何だこれ」
『わかりません…とりあえず触ってみて下さい。』
『いや怖いって…』
…触ろうとした所、その光は人の形になった。
「あー聞こえるかね?」
「!」
反射的に構える。
「待て待て、君に話があるんだ。」
「…」
構えるのをやめる
「さて、こっちに来なさい。」
「…わかった。」
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