第4話 orz

◇◆◇


2024/10/15 誤字を修正




















(…ここは?…にしても一瞬でやられたな…らしくない。)




『マスター。目を開けないで話を聞いてください。』




『…分かった。今どうなっている?』




『分かりません…ただ、分かるのは貴方を拷問しようとしていることです。』




『…成程』




『マスター。』




『?』




『貴方と契約をしましょう。』



契約?




『…どういうことだ?』




『…私はこの世界で精霊になりました、そして自由の身になりました。』




精霊?



「ちょっと待っ」




『でも生き方を知らない。私はマスターを5年かけて見つけました。マスターを支えたかった!』




『…』




『マスター、初めての魔法です。マスターなら出来ますよね?』



魔法…



『…まあ出来ると思うよ、多分。』




『…言い切ってください。』




『さて!契約です。』




『おお!どうやるんだ?』




『私の言葉を復唱してください。』




『ソイエスミ《従属》』




『ソイエスミ《従属》』




直後頭の中が熱くなった。




『…結構痛いな。』




『仕方ないです』




『さて、これで契約完了です。』




『…契約っ』




『ここからが本番です。』



話聞けや



『?』




『何か好きな銃器を思い浮かべて下さい。』




『ん〜…80cm列車砲!』※ドイツの兵器、威力は城を破壊するぐらい。




『無理です。ここに収まりません。』




(収まりません?)




『んじゃF2000で。』※かわいい銃




『…分かりました。』




『で?どうなるんだ?』




『…私はを持っています。魔法の内容は《変身》これでF2000に変身します。』




『わーお…でもさ』




『?』




『弾は?』




『大丈夫です。マスターの魔力を使います。』




『…何でもありだな』




『仕方ないです。』




『そうですか…』




『…周りに敵は何人居る?』




『三人ですね、二人は剣を持っています。マスターは鎖で吊るされています。』




『了解』




『…マスター。どうします?』




『…ノリで行けるやろ』




『そうですか…』




『…321で変身しますよ。』




『待て、鎖は?』




『超小型爆弾を設置しました、これで爆破します。』




『大丈夫かそれ…』




『…大丈夫です。…多分』




(言い切ってくれ…)




「…兄貴!まだ起きませんぜ!」




「まだ鑑定もしていないガキだろ?そんなものさ。」




「…でも兄貴…」




『…話している最中に爆破しちゃいましょうか。』




『そだね』




『3』




「早く肉食べたいですぜ!」




『2』




「まーまー落ち着け。」



『1』




「ですk」




『0』




バン!




(痛っ!)




『トンスホ!《変身》』




(おっと。危ない危ない。何とか取れた)




「なn」




ダダン




「ぐはっ」




(血なんて見るの久しぶりだなあ)




「兄貴!」




「ばいばい」




ダダン




「うっ」




『クリア』




『後ろ!』




『!』



後ろには大男が斧を振り上げていた。



「おらぁ!」




「うおっ」



紙一重で避けれた…



ダダン  カランカラン




「くそっ!」



二発撃っても倒れない。




「堅い…!」




ダダダダダダダダ



カランカランカラン……




(ふう)



何とか大男を倒せた。




「…クリア」『…クリア』




『…テスター。』




『?』




『ここから出たい、どうしたら良い?』



石で作られた階段と拷問器具がある、もっとも、階段は壊れそうだが…



…どうやらここは牢屋らしい、酷い匂いだ。




『なるほど。分かりました。』




『まず此処は地下の様です。ここから出るには近くの階段を使うしかないかと。…当然。敵がいるでしょうが』




『なるべくバレたくない。』




『…どうしましょうか?』




『…ミドガルドシュランゲ』




『入りません…』




『はあ…階段かあ…』




『ですねえ…。あっ』




『テスター?』




『銃、リロードしないとですね。』




『あ~そっか。魔法?』




『ですね。トンスホ。』




『ありがt』




「うっ!」




『どうしました!マスター!』




『急に…気持ち悪く…なった…!』




『いったん休みましょう…マスター…』


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