【学園百合小説】月華の檻　―四重奏が奏でる革命への夜想曲―

　月光女学院、その名の通り月光に包まれた全寮制の女子高校。
　そこでは「月華律」と呼ばれる厳格な数値評価システムが、生徒たちの全てを支配していた。
　数学の天才・蒼羽、歌声の天使・優莉奈、謎めいた転校生・ことは、そして規律に厳格な生徒会長・麗華。
　四人の少女たちが出会い、そして目覚める。
　数値では測れない、心の中に眠る本当の価値に。
　彼女たちの想いが交差し、共鳴し、やがて学院を揺るがす大きなうねりとなる。
　月光に照らされた檻の中で、少女たちは果たして自由を手に入れることができるのか。
　そして、彼女たちの間に芽生える、切なくも深い絆の行方は――。
「月華の檻」。
　静かに、しかし力強く幕を開ける。


※他にもたくさん百合小説を書いているのでぜひ覗いていってください！

●藍埜祐百合…続きを読む