第6話
(追記)
最後に、なつさんを呼んだ二つの呪法について記載しておく。(「呪法」と呼べるほど特別なことではないが)
1つ目の方法は「呪法が成功してその存在が現れたと扱う」ことだ。
なお、儀式自体はなんでもいい。息を数秒間とめるとか、米を噛まずに飲むとか、その程度のことでいい。
大事なのは何か自分の中でスイッチを入れた後、その存在がいる前提で脳内に想像し続けることだ。
自分の場合は3日程度で効果は現れた。「なつ」という名前を付けたのも有効だったかもしれない。
2つ目の方法は、もっと単純だ。
その存在に、漢字の名前をつければいい。
漢字の名前をつけることで、その存在に意味を与えることができる。
意味が あれば、その存在はちゃんと具現化してくれる。
廃墟にて見つかった日記 あらひねこ @VelbetCat
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます