爽やかな叙事詩

一羽の大鷹と通じ、人間(と近縁種)の歴史を描いた作品。

長い長い大鷹の成長と共に、未開の状態から移り変わる人類種らの歴史が雄大です。

短命な人間種の刻の流れ、環境の変化に永遠を生きるとも思われる鷹が追い詰められていく様は、何とも切ない。

しかし最後、優しい救いがある話。

しかし東の大陸を去ったという神様は、何故大陸を去ったのか、鷹のように同族はいたのかと、少し気になりました。
こちらはこちらで切ない物語がありそうです。