じわじわ来る。怖さとリアリティの絶妙なバランス

旅行した場所をGoogleマップのストリートビューで眺め、思い出に浸っていた主人公。すると、「山の祠」という奇妙なピンと、不気味なレビューを発見してしまう。

とても読み応えのある作品でした!
まず、Googleマップのストリートビューで変なものを見つける、というのがリアリティがありました。
さらに、読み手は作者様の手の平で、ストーリーと共にころころ転がされます。
その先ではしっかり伏線も回収され、じわじわ来ていた怖さが一層深く染み込んできました。

まさに「怖そうで怖くない少し怖い」、「体験談風」の絶妙なバランスでした!