概要
私の夫も、顔だけは良い。
祖母も母も、碌でもない男が好きだった。
あんな男のどこがよかったのかと尋ねると、ふたりで顔を見合わせ「顔に決まってるじゃない」と口を揃える。
「あんたもでしょ。血筋よ」
女と遊び回り、家に戻らない夫。
日々、悪夢を見る私は、祖母が残した安眠のための秘密を手にした。
あんな男のどこがよかったのかと尋ねると、ふたりで顔を見合わせ「顔に決まってるじゃない」と口を揃える。
「あんたもでしょ。血筋よ」
女と遊び回り、家に戻らない夫。
日々、悪夢を見る私は、祖母が残した安眠のための秘密を手にした。
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