悪の予言は確かにタブーだが、善の予言とて・・・

悪の予言はタブーと言われる。
不必要に人心を惑わすから。
そういう宗教もかつてあったし、また、それをネタに本を書いてベストセラーになった事例もある。
ま、ネタとして楽しめる程度なら害はないかのしれないが、それでも、考え物ではある。

では、いいことが起こるという予言、これを仮に「善の予言」としよう。
それは果たして、いいことのように思えるかもしれない。
抽象的に良くなる程度のものなら、なおのこと。

だが、本当に全の予言と言えるものがすべて手放しで喜べるものなのか。
この作品をきっかけに、考えてみたくなった次第。