実も蓋もないと標榜されてはいる。だが、よくよく読むほどに、実も蓋もある。そんな詩です。そうですね、中島みゆきの名曲「誘惑」を思い出しました。あちらは「不謹慎」な恋愛を必ずしも述べているわけではないですが。この詩中には、人間ゆえの、他の動物にはないもののすべてが余すことなく描かれていることを痛感させられます。無論それは、良い悪いの価値判断の問題ではありませんが。
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