概要
「でも、長谷川はさ。多分いい奴だよ。前、少しだけ話したんだ」
放課後に、友人とスイーツ屋に来るなんて、中学の頃は思いもしなかった。クラスメイトの藤岡と二人で訪れた店で、彼から好きな人を告白され、彼の言葉に僕は慎重に相槌を打っていく。そんな僕の態度に心を許したのか、藤岡は過去を語り始めた。
経験がないから理解はできないけれど、認識はできる。藤岡と僕に通じるものがあって、話下手の僕もつい、たくさん話してしまった。
そんな、ある日のお話。
経験がないから理解はできないけれど、認識はできる。藤岡と僕に通じるものがあって、話下手の僕もつい、たくさん話してしまった。
そんな、ある日のお話。
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