概要
ぴいひょろろ 入道雲の ふとん蹴り 波の天蓋 イルカになった
幸福なとき
過ぎ去った時間
哀しさと楽しさの満ちる恋愛小説を短歌に
過ぎ去った時間
哀しさと楽しさの満ちる恋愛小説を短歌に
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!夏の恋、めぐる季節。だけど新しい夏に、君はいない――
恋の連作短歌です。
三、四首目あたりで、これは過去の恋について
思い出して歌ってるんだな、と気付くはずです。
でも最後まで読むと、印象はがらりと変わります。
夏の歌が多いので、情熱的で明るい印象ですが、
決してそれだけではありません。
でも夏が好きな私としては、
「夏の理想郷」というタイトル通り、
真っ青な空、入道雲、寄せては返す波――
そうした美しい夏の風景が、恋に絡めて読まれており、
めくってもめくっても八月が出てくる写真つきカレンダーでも見ている気分で、
楽しませていただきました!
恋の歌ではありますが、今の暑い季節に、
夏をポジティブにとらえさせてくれる連作短歌をぜひ!