概要
終活の仕上げとして、心残りであった事件の真相を小説にしました。
1986年、大手電器会社のマニラ駐在員を辞めフィリピンで商売をしていた石山南次郎は、かつての教え子で恋人でもあったマリアから再会を依頼される。マリアは共産党の軍事組織である新人民軍の戦士になっていた。落ち合ったホテルのロビーで、石山は二人の日本人との通訳を依頼される。通されたホテルの一室で日本人から持ち出された話は、大手商社支店長の誘拐であった。
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