概要
雨に打たれて狂った奴が、よくそんな与太話をするんだよなぁ
核戦争で滅んだ世界の、とある都市。人間の認知を狂わせる呪いの雨が降りしきる灰色の地で、僕は盗掘家をして生計を立てていた。ある日、防護服が壊れてピンチに陥った僕を助けてくれた巨大ロボ娘が居たんだが……頼む、信じてくれ。僕は狂ってない。彼女が、『パラソル』が僕を守ってくれたんだ。
犀川よう様主催の自主企画 第一回 さいかわ水無月賞 テーマ「雨」 のために書き下ろした短編小説です。
犀川よう様主催の自主企画 第一回 さいかわ水無月賞 テーマ「雨」 のために書き下ろした短編小説です。