カグヤ様の占い結果 / 闇の聖女は夜輝く

いらっしゃいませっ!


本日のお客様は 尾久沖ちひろ様 の作品、

闇の聖女は夜輝く より、主人公のカグヤ様。


作品はこちら↓↓↓

https://kakuyomu.jp/works/16818093088596211560



まず初めに申し上げておきますと、このお話、めっちゃ面白い!


琴葉刀火 超推しです。応援レビューも書かせていただきました。



まずは作品のご紹介から。



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ご注意


以下あらすじ。若干のネタバレを含みます。配慮はしておりますが、苦手な方はご注意下さい


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主人公カグヤとその妹のテルサはある日突然異世界に召喚されます。


二人が求められたのは『聖女』としてその世界を苦しめる瘴気災害『邪神の息吹』を鎮めること。


しかしテルサが魔力鑑定で『聖女』と認定されたのに対し、カグヤの魔力は皆無とされてしまいました。


しかもテルサは『とある理由』からカグヤを憎み、テルサを聖女とした栄耀教会に対しカグヤの暗殺を依頼します。


絶体絶命の危機に陥ったカグヤでしたが……



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まずこのお話、召喚前、主人公のカグヤさんが置かれている状況が普通じゃありません。


そして段々とその理由が明かされていくんですが、この過程がもう、大好きです。


エッセイの性質上どうしてもネタバレ含んじゃうのですが、ネタバレ気にせずに楽しめる方以外は、この先進む前に是非先に作品を読んでいただきたい。


二章の#34位まで読んでいただけたら安心です。



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ご注意


以下、さらにネタバレを含みます。配慮はしておりますが、苦手な方はご注意下さい


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タロットの大アルカナは一つの物語を示しているという説があります。


まだ何も知らない主人公「愚者フール」が様々な人物や出来事=アルカナと出会いながらそれぞれの物語の結末=「世界ワールド」を目指す、そういうお話。


これをヒーローズジャーニーと呼んだりします。


また一説には大アルカナはとある人間の一生を示したものであるとも言われます。


主人公=愚者フールが生まれて(=魔術師マジシャン)、自我が目覚め(=女教皇ハイプリーステス)、母親(=女帝エンプレス)と出会って愛を知り、父親(=皇帝エンペラー)と出会って生き方を知り、身近な他人(=教皇ハイエロファント)から常識を学ぶ。


このように様々なアルカナと出会うのですが、時には良くない出会い方をしてしまうことがある(=逆位置)。


ただし、ほんとのアルカナは出会う人とか物事そのものじゃなくて、出会った時に主人公の愚者フールの中に形作られていくものなんです。


正位置だったり、逆位置だったり、同じアルカナと何度も繰り返して出会いながら、自分が目指すべき目的(=世界ワールド)を見つける。


タロットの大アルカナはそういうお話なのですが。




「闇の聖女は夜輝く」を読ませていただいて思ったのですが、作者様、タロット、かなりお詳しいですよね? というかこのお話、タロットがベースですよね?


ってか「天国」って、「世界ワールド」のことですよね?


登場人物やシーンにもそれぞれアルカナを割り当ててるように見えるのです。




幼き日のカグヤさんは女帝エンプレスとも皇帝エンペラーとも、教皇ハイエロファントとさえも逆位置で出会ってしまう。


だけど彼女自身のアルカナは正位置のまま。


そんな彼女の旅はヒーローズジャーニーそのものです。


だからタロットで占おうとすると、大アルカナをゼロから21まで並べていくことになります。


一場面一場面にアルカナを提示して作品の魅力を語るのもやぶさかではないのですが、エッセイの趣旨が変わってしまいますのでそろそろ占いに入ります。



使いたいカードいっぱいあったんですよ。教皇ハイエロファントの逆位置とかね。


教皇ハイエロファントは常識や信仰心を示すアルカナですが、逆位置だと非常識、狂信、売僧などを示します。過去も現在もカグヤさんを取り巻くアルカナとしてはピッタリなんですけど。


吊られた男ハングドマンとかもね。

罪人や身動きができない状況を示すアルカナ。カグヤさんの現在を表すのにピッタリ。



でも三枚しか使わないルールなので最終的に以下の三枚を選びました。


ここまで前置き、長かった!




一枚目:ムーン 正位置

二枚目:世界ワールド 正位置

三枚目:太陽サン 逆位置


画像はこちら↓↓↓

https://kakuyomu.jp/users/Kotonoha_Touka/news/822139843298290288


以下、解説です!



占った時期としてはI 章終わってⅡ章に入り、少し落ち着いたあたり、を想定しています。


お忍びで出かけた夜の町で、辻占い師さんに見てもらった、というイメージで作っています。


その占い師さんが教えてくれるのが<通常の解釈>。


さらに深くにある、ずっと後になって気がつくアルカナの本当の意味が<物語上の解釈>になります。


占い師にもタロットの本当の意味は偶にしか分かんないんですよ。




🔮一枚目:ここには過去の出来事や問題の原因、貴方の根本にある事柄などが示されます。


ムーン 正位置

嘘、陰謀、曖昧さ、秘密、謎、闇、神秘。


<通常の解釈>

一枚目に来る月はあなたが過去に大きな秘密を抱えていることを意味します。

それは今の貴方を形作っている大きな要因であるかもしれません。



<物語上の解釈>

元の世界での過去、そして召喚直後の彼女に襲い掛かってきた陰謀を月のアルカナで示して見ました。


そしてもちろん言うまでもなく、闇の極大魔力『望月』のモチーフです。


また彼女自身ですら全てを覚えてはいない、大きな秘密を抱えたカグヤさん自身でもあります。


冒頭の謎多きシーンから、私にとってのカグヤさんは「月みたいな人」でした。あの時点からがっつり物語に引き込まれたんですよね。このお話、ほんと大好きです。


カグヤさんの過去は壮絶ですが、同時に確かにこの人なら神様だって倒せてしまうと納得できます。


だってほら、ね?



🔮二枚目:ここには間もなく起きようとしている出来事や、現在の貴方が示されます。


世界ワールド 正位置

幸福、満足、喜び


<通常の解釈>

二枚目の世界ワールドは大きな喜びを示しています。

一枚目の月と一緒に考えると、貴女を苦しめていた過去の記憶は薄れ、穏やかでやりがいのある日々が訪れるかもしれません。


あなたはもしかすると、「世界が変わった」ような感覚を覚えるかもしれませんね。



<物語上の解釈>

異世界に召喚されたこと、そこで自身の存在に価値を見出したことのモチーフに世界ワールドを使ってみました。


まだ完全ではないものの、カグヤさんが目指すべき「天国」のビジョンのモチーフでもあります。




🔮三枚目:ここには未来の出来ごとや占いの結果、アドバイスなどが示されます


太陽サン 逆位置

太陽のアルカナは繁栄と幸福、健康を示します。


しかし逆位置になると日に陰りが見えることを示します。


また、逆位置の太陽サンは「強すぎる太陽」と解釈することもできます。自らの繁栄の為に他者を焼き尽くすことも気に掛けない傲慢な心のモチーフです。




<通常の解釈>

再びあまり良くない暗示が出ています。不運や体の不調があるかも。

無理は禁物です。ご注意ください。



<物語上の解釈>

上記<通常の解釈>は間違いとは言えませんが解釈違いとなります。


カグヤさんがこの先挑まなくてはならないもの。「強すぎる太陽」。

つまりテルサさんと『旭日』、そして栄耀教会のモチーフです。


通常だといい意味には捕えづらいアルカナですが、「落日」のモチーフでもあり、栄耀教会の没落の暗示でもあります。


つまり未来において「あなたの陽が落ちる」ではなく、「あなたが陽を落とす」というのが正しい解釈です。


まあカグヤさんにそんな気はないかも知れませんけど。



🔮まとめ


今一度、三枚のアルカナをご覧ください。


一枚目:ムーン 正位置

二枚目:世界ワールド 正位置

三枚目:太陽サン 逆位置


この並びは、


ムーンと逆位置の太陽サン世界ワールドを真ん中にはさんで相対している、という見方もできます。



主人公カグヤとその妹のテルサはある日突然異世界に召喚されます。


二人が求められたのは『聖女』として『邪神の息吹』を鎮めること。


しかしテルサは『とある理由』からカグヤを憎み、テルサを聖女とした栄耀教会に対しカグヤの暗殺を依頼します。


絶体絶命の危機に陥ったカグヤでしたが……?





さあ神の名を騙る者達よ、今こそ存分に恐れるがいい。


落日の時、来たれり。


その月は、かつて神を打ち倒した者である。





占いは以上でございます!


尾久沖ちひろ様、カグヤ様、


本日のご来店、誠にありがとうございました。


引き続き楽しみにしておりますー!

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あなたの小説の主人公、占ってみた! ~波乱万丈です! タロットで紹介する主人公とその物語~ 琴葉 刀火 @Kotonoha_Touka

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