【打切】赤い剣聖と呼ばれた吸血鬼の伯爵子息、家を追放され完詰み聖女の護衛になる

モリス伯爵家の長男ユリウスは、吸血鬼でありながらある日突然血が飲めなくなってしまった。
武功を上げて家に貢献していたユリウスを、モリスは血が飲めなくなったという理由だけで追放してしまう。
なんとか生活するためにと近隣の街ファルムへ向かう最中、ユリウスは馬車がドラゴンに襲われている現場に遭遇する。
華麗にドラゴンを討伐したユリウスが馬車の中を見てみると、そこには金髪の美少女が一人。
彼女の名はニーナ、新しくファルムに着任する聖女だった。
話を聞けば彼女の周りは敵ばかり、教皇からも命を狙われる訳アリ聖女。
しかし直向きに夢を追いかけるニーナに感銘を受けたユリウスは、彼女の護衛を引き受ける。

「お世話になります、我が主よ」
「こちらこそお世話になります、我が騎士よ」

ユリウスはニーナを守り、街…続きを読む