脈々と受け継がれる巫女の系譜を終わらせるのは、執念? それとも怨念?

名家の別宅が全焼。
その焼け跡から三体の遺体が発見された。
この事件を契機に、謎多き名家である九暁家の実態が少しずつ明らかになる。
九暁家は呪術をおこなう家系。政財界に繋がりをもち、陰に暗躍する九暁家だったが、この度は何故か警察に目をつけられてしまい――

呪術、不可解な死、古くからつづく家系など、ほの暗い要素がいっぱい!そこに解決すべき問題も加わって――面白くないわけがないです!
三体の焼死体が発見される事件だけでも十分興味をひかれるのに、その後も新たな事件が起きて……
ハラハラ、ドキドキしました!

個人的に楽しく読んだのは、序章の登場人物たちが物語にどうか変わってくるのかです。彼らがその後どうなったのかがしっかりと描かれていて満足♪
登場人物にイケメンが多いのも、推せます!
新たに起きた事件の真相にもビックリでした☆

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