空手の花

(48000字の中編) １２歳小学６年生で。全国を…たった一人で旅をする空手の女の子がいた。
その名は…空手 野花(からて のはな)。
９歳のある日。台風のどしゃ降りの中…広い空手道場に呼ばれる(野花)親子３人。
空手の先生の両親が。ケンカ空手の集団(武闘流裏カラテ)に逆らい…袋叩きに倒されてしまう。その後…事故で他界してしまう。
残された一人娘の(野花)は施設で暮らし。意を決し。両親の愛した空手を受け継ぎ一人で鍛練し…究極の必殺技をあみだす‼︎
それは。
伝説のキックボクサー沢村タダシの真空飛びヒザ蹴りを改良し。師の沢村から両親へ娘の野花へと引き継ぎ…(無限飛びヒザ蹴り)へと進化させた空中技であった。
野花１２歳の誕生日。
夢に現れた父と母が(一人で生きろ旅に出ろ…いつでも見守っているよ)…続きを読む