空手の花
kuzi-chan
第1話 小さな旅立ち
<始まり>
12歳で旅をする。
私は空手の女の子。
もしも。
あなたの町であったらね?
わたしに…声をかけてください。
わたしも笑顔でこたえます。
え?
わたしの名前?
わたし…空手野花(からてのはな)って言います。
空手の荒野に咲く一輪の花のように。
強くて美しい野の花のように。
そう……願って。
父と母がつけてくれました。
よろしくお願いします。
<その1>小さな旅立ち
私は。
昭和の時代から何代もつづく…空手一家でそだちました。
両親は空手の先生をしていて。
小さな町で小さな(空手道場)をひらいていました。
空手が好きでやってみたい。
空手をやって…心と体をきたえたい。
そういう人たちに両親は。
時にきびしく時にやさしく教えていました。
大人から子どもまで…とても人気があったんですよっ。
父は…よく言ってました。
(いいか?…野花っ)
(強くなるんだぞっ。はじめから負けると思うなっ)
(わかったか?…野花)…と。
母も…よく言ってました。
(野花…。いいですか?)
(感謝の気持ちを…忘れちゃだめよっ)
(ちゃんと…ありがとうを言いなさいねっ)…って。
わたしは。
くじけそうになった時。
どうしていいか…わからない時。
さびしくなった時。
いつも父と母が言ってくれた…いろんな言葉を思い出しては…心の中で言っています。
その……。
時にきびしく時にやさしく言ってくれた…お父さんとお母さんは。
もう……いません。
私が9歳の時に…とつぜん…亡くなりました。
それは。
台風の…嵐が来た日でした‼︎
両親が。
この町にある…別の大きな空手道場へ来るようにと…電話で呼ばれたのです。
ひとり娘の私と両親三人で…どしゃ降りの雨と風のなかを。
父の運転する車で…その…大きな空手道場へ行きました。
入り口には…(武闘流裏カラテ)と言う文字が雨にぬれて見えました。
でも。
私にはなんの用事なのか…ぜんぜんわかりませんでした。
車をおりた私たち親子は。
バタバタバタッ♪と…風の音がぶきみにひびく広い道場の中へ通されました。
照明がスゴいまぶしくてっ……そんな記憶が…今でもあります。
その道場の中央には。
10人の…こわそうな黒い空手道着をきた…体の大きな男たちが立っていました。
真ん中の一人の男が…こう…重く言ったのです。
(返事を聞かせてもらおう。仲間になるんだろ?)
(一緒にやろーじゃないかっ。武闘流裏カラテのカンバン…用意してるぞ?…)
(変えるんだろ?…悩むことはないさっ。血は見たくない。イエスだよなぁ?)…と。
父と母は無言でした。
男は…つづけました。
(ほおお?…答えはノーかい?さからうヤツ…たまにいるんだよなあ……ふぅ)…と。
その時。
父と母はまだ無言でしたが…少しだけ笑ったんです。
そして。
母が私の左手をにぎってくれました。
父は私の右肩をポンポンと…かるくたたいてくれました。
そしたら私もホッとして…少しだけ笑顔がでました。
父は言いました。
(君たちの武闘流は勝つためなら何でもする。ひきょうな手も使う。嫌いだねっ)…と。
母も言いました。
(真の空手は闘うだけじゃない。心身一体。私たちは正統派空手が好きなのよっ)…と。
父と母の言葉に10人のゴツイ男たちは。
ニヤニヤと気持ちわるく笑いながら…ボソボソと何か言いあっていました。
私はその時…イヤな予感がして。
私の…両わきの父と母を交互に見たんです。
そしたら二人とも。
さっきの笑顔がすっかり消えて…見たこともないキビシイ顔になっていました。
(なにかが始まる…‼︎)
私が…そう感じてスグに。
わたしは。
道場のハシのほうへ行くようにと…父に…背中をやさしく押されました。
嵐の風の音だけがバタバタバタッ♪とすごくて…今でも強く記憶にあります。
広い道場の中央に(黒い道着)の男たち10人…横一列にズラリとならび。
その目の前に(白い道着)の父と母が…背すじをのばして立っていて。
そして。
ハシっこにポツンとひとり…(白い道着)の9歳の私が立っていました。
ますます外からは。
バタバタッ…バタバタバタッと…♪…風の音だけが聞こえていました。
10人の真ん中の男が…また…言いました。
(われわれの武闘流がそんなにイヤか?仲間はイヤか?…なら…しょうがないっ)
(武闘流は非情がオキテさっ。死闘はイヤだろ?なら…出てってもらおうか?)…と。
父が言いました。
(私たちはこの町が好きなんだ。ここで道場を続けるさっ。わるいね?)…と。
母も言いました。
(あなたたちの裏カラテ…ルールを無視したケンカ空手でしょっ?大っ嫌いっ)…と。
男はつづけて…ニヤニヤしながら言いました。
(われわれは…武闘流を広めるのも仕事でねえ。流派を変えてもらわんと…困るんだ)
(裏の十段先生はこわいお人だ。われわれの受けた指令は…絶対だっ)
(もう一度……聞くっ。流派を変えて仲間になれっ。イエスかっ?…ノーかっ?)
父は。
(ノーだっ。決まってるだろお?)…と言い。
母も。
(ノーよっ。胸をはって言うはっ)…と言いました。
父は…さらに強く言いました。
(こうやって。小さな道場をツブすのが君たちの仕事なのか?楽しいのか?ん?)…と。
真ん中の男は…ニヤリと口を曲げて言いました。
(ああ。楽しいねっ…ユカイだねっ。仲間にすれば上からほめられる…カネも手に入る)
(先生…裏の十段先生はキビシイお方だ。手をぬくわけにはいかない。わるいなっ?)
そう言うと…男は。
ふぅぅ……と…小さくひと息はいてから…また言いました。
(覚悟はいいかな?おたがい空手家なんだ。きれいに試合で決めようじゃないかっ)
(お前たちが勝ったら好きにしろ。われわれが勝ったら道場をいただく。約束だぞっ)
(負けたお前たちのことは……知らんっ。どっかへ消えろ…いいなっ?)
そう言ってから男は…また…ニヤニヤした顔をして。
(ただし…われわれの道場だ。われわれのやり方でなっ?)…と言ったのです。
すると。
こわそうな黒い道着の10人の男たちは…サーッと動きだし。
両親のまわりを…逃げられないように…グルーッとかこんだのでした。
そうして。
私の…大切な父と母を…かこんだ円の中心にジリジリと追いつめていきました。
男たちは。
ケンカ空手を楽しむように…じわりじわりと(すり足)で近づいてゆくと……。
かこまれた円の中心にいる父と母は…まったく動くことができませんでした。
(逃げ場)がないのです。
父と母は…りっぱに堂々としていました。
おたがい…背中を合わせながら呼吸を感じながら。
いま生きてるよねっ?…って…お互いの(ぬくもり)を感じているようにも見えました。
父と母は。
強い信頼とキズナで目の前の敵を見っ…かまえていたのかもしれません。
その顔は……。
空手の顔ではなくて…わたしの…お父さんとお母さんの顔でした。
そう……見えたんです。
この争い…闘いは。
子どもの私にも悲しい終わりかたをする。
そう……感じました…直感でした。
それでも私は…見なければだめだ。
ちゃんと見ないと…苦しい闘いでも…ちゃんと見ないと…そう…思って。
つらくても……がまんして……目をそらしませんでした。
はなれて立ってる私には。
大きな男たちがカベになって…わずかなスキマからしか両親が見えませんでした。
ここから先のことは。
しょうじき……よく…おぼえていません。
9歳の私にはショックの連続でした。
(無惨)という言葉……わかりますか?
(壮絶)という意味……わかりますか?
わたしは。
いま…目の前でおこっている闘いが…試合が…争いが。
本当の世界…現実の今の世界と感じるまで…数秒かかりました。
それくらい乱暴で…不公平な…決闘だったのです。
考えてもみてください……。
空手の試合で(10対2)なんて……ありえません。
ルールのない死闘です…ひどすぎます。
グルグルにかこまれた父と母に…次々とおそいかかる10人の男たち。
次々と…次々と…イヤな聞きたくもない…ウリャア‼︎…と太い気合いの声を出す男たち。
逃げる場所を(ふさがれた)父と母は…お互いの背中を合わせて闘っていました。
けんめいに‼︎
死にものぐるいで‼︎
圧倒的な不利…絶対絶命の死闘…10人の敵から同時に攻撃をうけていました。
流す汗は血の汗……吐く息は血の息‼︎
異常な死闘でした‼︎
ときどき父と母は。
なにか言葉をかけ合いながら…死の連続攻撃に息も切れぎれ闘っていました。
かすかに…かすかに…その(血の言葉)…私にも聞こえてきました。
父は母に血の言葉。
(がんばれえーーっ。痛くないかああ?……苦しくないかああ?…たえるんだっ)…と。
母は父に血の言葉。
(あなたーーっ。多すぎますっ……もおお……だめっ…たえられません…)…と。
さらに父は母に…やっとで叫ぶ。
(痛いかぁ?…苦しい…かぁ?…がんばれ…たえろ…がんば…れ……あ…ぁぁ…)…と。
母も父に…やっとで叫ぶ。
(あなたぁ?…あなたぁぁっ?……もお……もぉ…だめ……ごめん…な…さぃ…)…と。
血の言葉は…空気をつたわり消えてゆきました。
小さく小さくなって…消えてゆきました。
もう……だめでした。
そして…父と母は。
最後の声をふりしぼり叫んだのです。
私には…叫んだように聞こえました。
だんだん消えてゆく…くやしい…悲しい父と母の(血の言葉)でした。
父は…虫より弱い声で。
(…野花……野花?…わたしの…野花よ……見るんだ…見るんだぁ……)
(負ける父を見ろぉ……たおれる父を見…るん…だ………負けるなよぉ…)
(強くなれ……野花……つよく…つよくぅ……)…と。
母も枯れ葉のおちるように…悲しい声で。
(…野花?……おかあさんよ?…見てるぅ?……おかあさん…見て?……)
(わすれないでね?…たたかう…すがた……おかあさん…を…わすれ…ない…で)…と。
そんな。
父と母の…ふるえた…かすかな小さな叫び声でした。
私は……。
広い道場のスミっこに…小さくポツンとひとりで立って。
ギューーッと…痛く痛くコブシをにぎりしめて。
にぎりしめてっ。
にぎりしめてにぎりしめてにぎりしめてっ。
そして……終わりました。
よってたかって…父と母は。
(袋叩き)と言われるような状態で…たおされてしまったんです。
うぅ…うぅっ……うぅぅ……っと。
父と母は…死んでしまいそうな苦しそうな声を出して…床に…たおされたままでした。
大きな動かないゴミ袋のようでした………ああああっ。
両親の空手は。
もともと(1対1)に強い…そういう闘い方の(正統派)の空手なんです。
ですから大勢の相手と同時に闘う(ケンカ空手)は…あまり得意ではありませんでした。
でも…あの日の敵は10人でした。
いくらなんでも。
ザンコクな不公平な空手の試合…対決でした。
負けることが確実なのに…わかっていたのに…父と母は闘いました。
(正統派の空手)で真正面から闘ったのです。
負けることがわかっているのに。
負け試合になることがわかっているのに……。
父と母は全力をつくし闘いました…ボロボロの姿になって闘いました。
それを…その姿を。
娘の私に見せたかった。
そう……心に決めた試合…決闘だったのです。
それなのに……。
それを知っていながらアノ男たちは。
大勢で…よってたかって(袋叩き)にしたんです…私の両親を。
ゆるせない…‼︎
ゆるせない‼︎……ぜったいぜったい……ゆるせない‼︎
ひきょうですっ。
まちがってますっ。
お父さん‼︎…お母さん‼︎……かわいそうっ‼︎
それから。
わたし……どうしたんだろう?
たった3年前なのに…よく…おぼえてないんです。
嵐の…ゴーゴーと舞う風の音だけは…ハッキリとおぼえています。
バタバタッ…バタバタッ…バタバタバタッ…♪…っと。
広い高い天井の照明が…ブチッと消されると。
ポワ〜ンと小さなアカリだけが残りました。
父と母は。
男たちがニヤけて立ちさった静かな空間…しめったハコの床を。
ベタッベタッ……ズル…ズルッ…と。
痛そうな苦しそうな声を…うっ…うぅっ…うぅぅ…っと…出しながら。
ヨロヨロと……ハッ…ハアッ…ハァァ…っと…やっとで歩き。
大荒れの台風の…雨と風の嵐の外へ…私と3人で出ました。
乗ってきたクルマに。
父が運転席…母と私が後ろの席にすわりました。
うぅっ…うぅぅ…って…苦しそうな声をだしている父と母でした。
声を出せずに涙を流すだけの…私でした。
車のライトも…ぜんぜんやくにたちませんでした。
雨つぶがベタンベタンと前のガラスにぶつかって。
ゴムのワイパーがギュウギュウ…♪…ギュウギュウ…♪…って…こわれそう……。
そんな中を。
前が見えないほどの強烈な雨と風の中を。
父は…痛みと疲れで苦しみながらも必死で運転しました。
なんとか家につくと。
私だけが…ひとり…家に残されることになりました。
父は…(骨がおれてるかも?)…と言い。く
母は…(私も…もしかしたらおれてるかもしれない?)…と言い。
父と母は私に…(検査したらスグ帰るよっ。だいじょうぶだからねっ?)…と言って。
近くの病院へ…また…父の運転で行くことになりました。
父と母はならんですわりました。
母の席の窓ガラスが下がると…父と母は。
キズと…ふくれた青アザの顔で…私にやさしく笑いながら言ってくれたのです。
(野花?…しんぱいしなくていいぞ?……まってなさいっ)…と父が言い。
(おなか……すいてない?…スグ…もどりますからねっ)…と母も言うと。
ならんですわった父と母は。
大荒れの嵐の中へ…どしゃぶりの暗闇の中へスゥーッと車を出すと…消えてゆきました。
…ビュウウー…ビュウウウウーッ…ゴォー…ゴオオーッ…バタン…バタバタバタッ…
バシャバシャッ……ビュウウウ…ウウッ…ビュウウウウウウーーーーーーーーーッ‼︎
それが……最後でした。
父と母の…最後でした。
大通りに出てからスグのところで…事故っっ……おこしてしまったんです。
大型トラックと正面衝突‼︎
……即死…………でした‼︎
どしゃぶりの雨で視界が悪く…死闘のキズや苦痛もかさなって。
父が運転をあやまったのでは?……と…あとから聞かされました。
それだけ?
それだけで……終わりなのっ?
お父さんとお母さん……死んだんだよっ?
おかしいよっ?
おかしいーよっ…おかしいーよっ⁉︎……って………。
白い病室にいくと…父と母はならんで眠っていました。
グルグルまきの白いガーゼの顔で…だまって眠っていました。
つぶってる…その目は……。
泣いてるようにも…ほんの少しだけ笑ってるようにも見えました。
でも…やっぱり……つぶってる目でした。
そんな目だけが…ちょっとだけ…見えていました。
わたし…(お父さん?…お母さん?)…って…それだけしか言えなくて。
シーーン…♪……として。
そして……父と母の…重くて…つめたい手っ。
そして……白くて…寒い部屋でした………。
私はだまって。
口を…ギュッとかんでいました。
私は……その夜から。
涙が出すぎるということは…ありませんでした。
毎日…毎日…涙が出てきて止まりませんでした。
私は…まだ……9歳でした。
ひとりで生きるのは無理でした。
遠くに住む親せきのウチで暮らすことになりました。
でも……だんだん。
ゴハンも食べたくなくなって…父と母の写真ばかり見ては話しかけていました。
少し……やせたころに。
私は親せきのウチを出て。
遠くはなれた児童養護施設…というところで暮らすようになりました。
どうしてなのかは…わかりませんでした。
それが一番いい…ということでした。
おじさんやおばさんは…ただ…あやまってばかりいました。
私は決心しました。
お父さんとお母さんの(大切な空手)をつづけよう‼︎……と。
まず……走ることから始めました。
つぎにストレッチ…かるい筋トレ…そして空手の基礎練習・反復練習をしました。
トレーニングは自分で考えました。
すると……。
少しやせてしまった体は…みるみる元気になりました。
まわりの大人たちも。
私の急な心の変化に少しおどろいたようすでしたが…心から応援してくれました。
その時の私は……ただ。
自分で決めた道だけが…自分の道だと。
かたく…かたく…信じていました。
それでいいと…思っていました。
わたしは…わたしでした。
児童養護施設での約3年間…………。
学校以外は(空手)だけをやりました‼︎
やってやって…やりぬきましたっ‼︎
空手の練習はキツイ…ツライ……でもっ。
痛かろうが…苦しかろうが。
そんなの……どうでもいい。
天国にいて。
天国から私を見てる…見てくれてるお父さんとお母さんがいる。
いつだって…どんなときだって…見守ってくれるお父さんとお母さんがいる。
それだけでよかった。
ほんとうに…ほんとうに…それだけでよかった……よかったんです。
そうして私は。
心も体も…どんどん強くなっていきました。
自分でもわかりました。
その強さは…ひとつの(結果)となってあらわれました。
ひとつの(大技…必殺技)となって…ハッキリと目の前にあらわれたのです。
それについては…もう少しあとでお話しします。
そうして私は…12歳の…誕生日の朝。
運命のきっかけとなる不思議な夢を見ました。
お父さんとお母さんが笑顔で立ってる夢でした。
二人でいっしょに…声をかさねて私に言うのです……。
(ひとりで生きなさいっ……)
(ひとりで旅をしなさいっ……)
(野花ならできる……だいじょうぶっ)
(お父さんとお母さんが見守っているよっ。いつまでも…いつまでも……)…と。
その日…夢のことをみんなに話すと…大賛成してくれましたっ。
不思議でした……。
施設の職員さんもお友達もボランティアのおじちゃんも…おばちゃんも。
学校の担任の先生も校長先生も…新聞配達のアルバイトのお兄ちゃんも。
施設でかってるキュウカンチョウのQ君まで。
みんなみんな…み〜〜んなっ…大賛成でしたっ。
だれひとり反対しませんでしたっ。
ほんとうに……不思議でした。
つぎの日。
朝日をいっぱいあびた私を…施設のみんなは笑顔で見送ってくれました。
私も笑顔でこたえました。
そうして…私は…元気に旅にでました。
12歳の…ひとりの旅に出たのです………。
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