第29話 を の最後の音

昔々ある所に一人の男が居ました。


その男は生前悪を貫き通したくせに、 


死後は悪を許しませんでした。


ある日…男の敵である悪党?がやってきました。


本当の悪党だと知っているくせに、


男の敵はこう言いました。


悪党?

「やぁ…この街を楽しむとするよ…」


男はこう解釈してしまいました。


        『お前を殺す』


と…そう解釈してしまってはもう時遅し…


それから元々悪党だったくせにもっと酷い事をし


また。一日中、高級品を狙い、女を殺しました。


その日から街は段々と、悪党?を警戒していきま


した。あれ?何故悪党?は自分がやって無いのに


そう言われたのでしょうか…?


また街に女がやってきた名は『おしら様』という


おしら様真の悪党に会いに行きこう言いました。


おしら様

「…予言です…貴方は…阿久良王は…明日死にます…今日を持って…此処を出ていくか…今…騒ぎを立てているあの男…田村麻呂を…殺すか…どうします?…殺したら貴方は、神だと…言われるでしょうね……どうします?」


そう言われ阿久良王は戸を開け…その場を離れた


行く場所は以てのほか…鬼が嘗て…死んだと言わ


れている場所だった…この場所は田村麻呂が鬼を


殺した場所だったのだ…ますます阿久良王は田村


麻呂を殺したくなってきた頃田村麻呂は…


田村麻呂

「…、そろそろ…私を殺りに阿久良王はやってくるでしょうかね?…ま、悪が主人公になる訳もない…私が!真の主人公……戦おう…奴は仲間が居る…仲間はお前らにやる…さぁ…悪を無くそう」


そう言われ田村麻呂の部下は部屋を出ていった。


おしら様

「…今晩は月が祝福をあげているようですね」


そう言いながら田村麻呂に近づいた…


田村麻呂

「何のようだ…出ていけお前の様な女は要らん」


おしら様

「予言です貴方はきっと…良いことをすると共に最悪の事をするでしょう…彼を殺して首を切るのです…そしたら…何ということでしょう…七十五匹の白尾に変わったでわありませんか…」


そう言いながらおしら様は田村麻呂の心臓を一気


に刀で指した…


おしら様

「……さぁ…後は彼奴の首を…切って終わり」


そうおしら様は表向きは優しい物の地域事に態度


を変え旅をしていたのです…


阿久良王

「……殺したのか」


そう阿久良王はおしら様の事を知っていました


だから…何も驚きはしない…おしら様を殺すから


おしら様

「ええ…それでは…」


おしら様は阿久良王の近くに、居ました…そう


阿久良王が見ていたのは偽物…田村麻呂の死体


田村麻呂の死体は阿久良王の仲間おしら様は一気


に畳み掛け首を…一気に切り落としました…


阿久良王

「あぁ、…悔い…私は…悔しい…今迄してきた」


そう言って阿久良王は死にました…いえ厳密には


死んでは居ませんおしら様の言う通り七百五匹の


白尾が出てきて人を助け…て…?


…いいえ…異能力となって神代類の身体を乗っ取


りました…あぁ…善か…悪なら…彼は悪の方が長


いでしょうに…この世界は悪を殺して…善になる


のですね…おしら様はそう思いながら………、


雫side

ッ…!……??何かしら…さっきまで見てた夢は…此処は…家ね…、あら…しーちゃん!…そんな…訝しんじゃって……

「どうしたの?しーちゃん…」

……?もじもじしてる……!可愛いいぃ!!

雫 

「しぃちゃん!!」

志歩

「御姉ちゃん…皆…居ないね」

…?何のことかしら…

志歩

「ううん…何でもない行こっか…うん…」

……なんで…だろう心がもやもやするわ…何か忘れ物でもしたかしら…?

「今日は何をしようかな…?……あれ…?」

なんで私…動けないの…?……ッ!…あぁ…ぁ腕が…、ない…!違う?これは…何?もうわかんない……

志歩side

……あぁ…私の周り何でこうなるんだろう…御姉ちゃん…精神病だし……療養してるのは良いけど

本当に…忘れちゃったんだな…私は…忘れないで居てほしいけど…穂波に謝らなくちゃ…取り敢えず…探偵社に行こう…行方不明だって…警察なんか行かない……だって…異能力者なんだから…頭の中見て楽しい理由ない!

日野森母

「…志歩?…志歩まで…居なくならないでね…?お母さん応援してるよバンド…」

…目の隈酷い…、ッ私がどうにかするしかない…

望月side

……最近会ってないなぁ、もう探偵社に居候して2日になっちゃった…、んー…いい天気…

乱歩

「…ねぇ君さぁ…少し提案があるんだけど…探偵社に入らないの…?うん!入ろう!そうしようじゃないか…さぁ…任務を行って貰おうか…」

……え…?へ…!えぇ…!……どどうして…、た確かに…私は…何もして無いけど…、

穂波

「そんな…!」

こんこん…と軽い音が私の声を遮って鳴り響くまだ、朝の4時…私と乱歩さんしか居ない…

志歩

「失礼します…太宰治という人とお話をしたいのですが…、」

……!え…ぇ…志歩ッちゃッ…ん…、?な…なんで……あぇ…ッ、…え…?…嘘…なんで異能力が!…あ……心の理解者…?……思ってる事…バレちゃう…隠さなきゃ……隠れなきゃ………バレないかな…?……

乱歩

「、…今は居ない……だけど依頼なら聞いてあげるよ…ま、親友を探したいんだ…?警察に言えばいいのに……ま…今暇な人が居るからね?」

乱歩はそう言いながら穂波の居る方を少し見た…

……乱歩さん…分かってるんだ、…ッそうだよね…?…とっておきの時間だね…?

志歩

「それだけじゃありません…少しお話をしても構いませんか…?」

…?なんの話…、?

乱歩は静かに志歩を見返す

志歩

「モアじゃんというアイドルグループのことなんですけど…」

、?もしかして…雫先輩のこと…?でもなんで…?そういや…最近見てないような…あれ…?私は…まだ2日しか此処に居ないよね…?体の感覚が…覚えてる……最近会ってない…最低でも此処一ヶ月…

乱歩

「あぁ…知ってるけど…君…日野森だね…」

…鋭い…やっぱり、…凄いなぁ…何度も見てき…たんだけど…?あれ…、気の所為にしようさっきの思考も…今は会話を聞こう

志歩

「はい…姉のことなんですが…実は……家まで来てもらえますか…?」

乱歩

「良いけど…お菓子……」

志歩

「…………和菓子なら……」

ッ…!びっくりした……志歩ちゃんのスマホの音か…電話かな…?この長さだと…

志歩

「うん…うん…大丈夫…咲希の事は頼んだよじゃあね一歌…」

……あ…咲希ちゃんたちか……ミクちゃん会いたいな……、…え…何これ…やり直し…?そんな訳…そんな事ないよね…?だって…ッッ…行ってみよう……ミクちゃんが来てくれる…私達の居場所だから…繋いでくれたから…道を…星の線を引いてくれたから…だから…レオニが…出来たから…ふぅ…私は…ミクちゃんの事信じてる

志歩

「それじゃあ行きましょうか…ッ…今日は」

出ていく…?よね……あ…国木田さんだ……

国木田

「気おつけて…」

………ていうか…此処嫌だなぁ…血の匂いがする…強烈だし……何なんだろう…ま、いいよね…

私はそう思ってスマホの液晶画面に手先を置いた綺麗で歪な形の三角形が…私を包み込む強烈な光と共に…あぁ…懐かしい…聞こえてくる音も…まだ…分かりあっていない…私達の様なきがする…

???

「本当ニソのとオリダよ、?」

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