第2話 君の隣デ…

こんちにはとは裏腹だそう言って来た…

はっ…と目を覚ました…ここは何処だろう…部屋だ…頭が混乱しててよく分からない…そうだ…私…倒れたんだっけ…?覚えてないや…取り敢えずリビングにいこ此処は絶対私の家だから…頭は分からなくても感覚で行ける……はず…何か…聞こえる…話し声だ… 

                    穂波

      「あっ…奏さん…!良かったです…!」

そう言いながらこちらへ笑顔を送る人が見える…安堵が一気に私の体の中へと入ってくる…望月さんだ…その前にはまふゆ…良かった…

                   まふゆ

                  「奏…」

…そう言って見てきた…ナニカ…私はそれを何か分からず見つめることしか出来なかった…え…?困惑…?ううん…違う…期待…、してた…きっとそうなんだ…

回想____________________

「奏…!」

…え…?そう言われても気づかない…ショックだ…本当に…体の中に何かはいる…?違う!誰…?まふゆ…?違うでしょ…?身体中が痛い…あ…これ、駄目だ…

「奏…?生きてる…?」

「良かった生きてる…」

「痛み無かったな…?どうしてだろう…」

「きゃ…!え…?」

「大丈夫…?ごめん…説明したほうがいい…?今から逃げるために……?」

「あっ…朝比奈さん………?」

「まふゆでいいよ…取り敢えず奏…」

「あっ!本当ですね…!大丈夫ですか…?というか!あさ……まふゆ…さん…?その、傷…」

「大丈夫…直すから…」

「え…?」

「…包帯どこに置いたっけ…?」

「…朝比奈さん……聞いてほしいことが……」

… 

「奏が先…名前……」

「あっ…ごめんなさい……取り敢えず奏さんも起きたらいいますね…!」

「…うん…」  

回想終了__________________

あ…う〜ん…どうして聞こえたんだろう…というか…まふゆ…の顔半分が包帯何だけど…髪も切れてる所もあるし

「まふゆ…?」 

そう言った何も言わないのはとても変だったから、

                   まふゆ

      「あっ、奏…?………ごめん……」

え…?どういうこと……?どうして……あやまって……?分からない…考えれば考えるほど分からなくなってくる…… 

回想____________________

                    瑞希

「流行ってるんだって!異能力!流行ってるていうかなんか、来たらしいんだよねぇ…会ってみたくない…?!…なんか異能力になっちゃう人も居るらしいけどさ…ねぇえななんは異能力持ったら何する…?」

                    絵名

              「あんたねぇ…」

回想終了__________________

数日前の瑞希と絵名が喋ってた内容が頭の中に入ってくる…それがまるで中心点みたいに…ぴんと糸を張った…急に思い出すもんなんだ……そう思ってしまった……あ………異能力ってなにそれ…?聞いとけばよかった…ちゃんと………どうして…?

                    穂波

「宵崎さん…話させて下さい…異能力について……今…私が逃げたい理由の一つでもある異能力について……」

そう望月さんが言う…床にはもういつでも行けるようにリュックサックと旅行用のカバンが置いてあった…あぁ…終わりなんだ…そんな雰囲気を漂わせる…私…これから…どうすれば……取り敢えず聞こ…聞かないと…ガタと音をたてながら椅子をひくそのまま椅子に座った…

                    穂波

「それじゃあ…話させて貰いますね…私の事と異能力について……」

望月さん…がそう発する…部屋がしんとして…背中に少し…後ろめたさを感じた…


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