第28話 椅子を引いてどうする
彰人side
花里と…会った……会ったのはポートマフィアに行った後…トイレと嘘ついて…モアモアハウスに行った……その時には…もう終わっていた……玄関付近には日野森さんが泣いていた…しかも異能力の姿の方で……
彰人
「、…借り…返すからな…今から…」
俺はそう言った日野森さんは日頃からお世話になってたから…愛莉さんの事も含めて…日野森さんの頭に触れて…安らかに眠るのを見て…他に人が居ないか…見ていったら…見つけた……花里が首から下が床に居るのに対し頭は天井から吊るされて居た……そして…ポートマフィアに戻った……いや…戻る前…何か言ったような…?そうだ…!人間が最後に残るのが聴覚だったから…花里に言ったんだ……
彰人
「……なぁ…花里…数字…なんか言ってみてくれ…もう修復が無理かも知れねぇ」
……声は帰って来なかったけどな………ポートマフィアで…その事を消す事にしたが……それにしても……なんで…俺の言う事を聞くんだ…?あのおっさん…ていうか…やり方分かっんねぇ…あの、チビ…どっか行きやがって…寝てんじゃねぇだろうな……あ"ぁ、……歌うか…?…、そもそも…今頃…俺の分身…死んでるだろうな……あれ
朝比奈さんって……ま…いっか…報告書…適当でいっか、…適当適当適当ばれんばれん…バレないよな、?ま、いっか
まふゆ
「彰人くん何かいる?作ろっか…?」
…ッ…何時から…居たんだ…?……セカイ……無理由……無いよな…?
彰人
「それじゃあ貰うかな?別に何でも良いよ?」
まふゆ
「…ッ…うん分かった待っててね」
そう言うとまふゆさんはキッチンの方へ行って色々と探していた…ま…いっか…それにしても…高いな…此処からの景色は……ていうか…もう一時か……これからは普通でいいや…んー…彰人が暁山の近くに配置していた※監視玉を見ていた…あっ…暁山……此奴は確か…社長とか…あっ…一万円札の顔だ…にしてもなんで架空の存在が此方の世界に来てるのかまだ分かっんねぇ……ま、邪魔者は知ったけども…クロスオーバーになってからしか影響を与えられないからな……
まふゆ
「…彰人くん?出来たよ…?あったもので作ったけど…ミルクバナナオレ食べ物は普通のオレと同じな筈なんだけど…大丈夫?嫌いな食べ物とか無いかな?」
…朝比奈さん…ふぅ…考えたくねぇ…考えは後…今はゆっくりと過ごそう……
中也side
……デジャブ……まさかな…ッ…………うそだろ
???
「……やぁ…中也くん…今さっきまで彰人くんの世話でもしてたのかな…?」
……誰だ…ッ頭が……違う目が…くらくら…する
???
「喋れないのも無理は無いだろう…寝てて良いですけども……この能力は秘密ですよ…中也くん……」
ッ…ふぅ…ベッドの上か…此奴…人じゃねぇ…!
異能力系の奴か?なら…何で此処に居やがる…其れ共…能力を……………
???
「…考えは出来ないでしょうね…大丈夫ですよ…聞こえても居れば見えても居る…その証拠に目は私の手を追えますからねほら…ちっくたっく…ちっくたっく……いりませんか?…ざ〜んねん…」
そう言うと…中也の身体の上に乗っかり顔を覗いてみた中也から見れば綺麗な瞳だろう…特に闇夜で見れば…目が光れば…それは月にでもなるだろうか……月の様な…それまた妖艶の様な香りもしてきそうだ……
???
「ふふ、は…君の能力は良い子だ。…」
そう言いながら中也の髪を退ける
???
「、…荒覇吐、…獲っておくには勿体無い♡…ふ、…どうやって、殺してやろうか…」
そう言いながら白狐は纏っていた七十四匹を一気に自分の中に取り入れた……姿は段々と人間へと代わりゆく
???
「ふぅ……さて…荒覇吐くん…今後共彼を頼むよ…あぁ…そうそう…名前は言わなくても…わかるか……君をただ殺すだけだよ…ま、人助けだと思ってよ…君が封印を解いたなら…私も解くであろう…それでは…」
そう行って何処かへ行った……
……誰…?…だったんだ…嫌…分かるわけ、……無いもんなぁ…善人か…人を襲おうとしていたくせに……さぁ…て…調べるか…七百五匹の白狐だまとめているのが明らかに大きかった……それが…一匹ならばの話だが…そうでなければ七百四匹になるな…ま、個人で調べねぇとな…首領に言う訳もいかねぇ…今晩は徹夜だな…
そう思いながら中也は椅子を引いた……
同時刻
瑞希side
。ッ……ふぅ〜ん…やっぱり…嫌なんだ…さっさと話してくれれば楽なのに……名探偵の話を聞きたいのに……瑞希は机の上の端の方に乗り社長とのご対面中ちなみに
先程椅子を引いたのは別の人…、江戸川乱歩
福沢
「…乱歩帰るのか…それなら…此のお嬢さんはどうする気だ…」
……ん?ボクのこと?
乱歩
「。……ん?あげる…じゃあね」
……え?え…?
???
「えっ…と……もしかして…み…瑞希?」
……奏……?何で……何で何で此処に……!
監視玉:彰人が創り出した物彰人にしか見えず、
他人には見えない。
色んな形、色をしている同じ物は無い。
形や色でどんな人なのかが分かる。
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