第34話 手掴みで掴んで?

こはねside

……何処…さっきまでジェットコースターに乗ってた…それに此処まるでステージみたいな……

???

「あーあー…、お…?聞こえとる?これ?」

……待って…なんで此処に…居るの…?

???

「おっ…!御姉ちゃん…見たことあるで?」

…杏ちゃんを殺したくせに…、

???

「ふっ…そんな怖い顔したってなぁ…あの姉ちゃんの場所は知らん…でもな…これだけは言わせてくれ…、…帰れ……2度とセカイに…来るな、彼奴はもう無理や……もしかしたら名探偵でも居たらな…、助けられるんだけど……それぐらい…解けないんだよ此処から出る方法が…だから帰れ」

……は…?

こはね

「そんな…こと知らない…杏ちゃんに会わないと行けないの…!会いたいから!そこどいて…」

…巫山戯ないで…貴方の身勝手な行動に参列したくなんか無い

???

「あ〜ー、分かった……如月ついなだ…やから…そんな怖い顔してこっち見んとってくれ」

きさらぎついな…?………聞いたことあるなぁ…

…杏ちゃんに会いたいのに……なんか体怠い…

ついな

「ほ〜れ…じゃあな…また遊んでや」

…嫌…帰りたくない…杏ちゃん見つかって無いのに……ぁ…光が私を包んでく…慣れたのに…貴方の顔と声は慣れないなぁ…関西弁だから…かな?

……ぁ…此処…自分の部屋…御免青柳くん…東雲くん…顔合わせ出来ないや…

太陽はまだ…朝方の頃から動かなかった

彰人side

あー…暁山何処だ…絵名も帰ってこねぇし…誰か、知り合いのところでも……

彰人

「うぉ…!」

吃驚した…誰だ…急にぶつかって……まじか…

???

「おや…東雲君ではないか…!どうしたんだい…?こっちは君の家と違う所だけども…」

ぁー間違えたこんな所で神代先輩に出会うなんて…

彰人

「別に…何でも無いですけど……」

取り敢えず……、ぁ…報告書って出したっけ…いや…此奴と手を組むか…?

神代

「まぁ、冗談は此処までにして……彰人くん…分かってるよ…手は貸すけど瑞希をこれ以上傷つけるつもりかい…?其れ共今直ぐに…世界を壊すかい…?……取り敢えず…僕の家に…来るかい…?此処じゃ君も話せないだろう…」

……分かってんじゃねぇかよ

彰人

「ぁー、わかった…わかった取り敢えず俺についてこい…防音室に行く」

……ポートマフィアが所有する部屋に…行くか…取り敢えず…首頭に…連絡しとくか、…仕事とかはあんまりくれねえし……ん…?今日って4月30日…学校じゃねぇか…此奴もサボりかよ珍しいな…いや…俺が来るの分かってか……じゃあなんで家に…入るか聞いたんだ…?…分かんねぇ此奴の考えてることなんか、…電話でいっか

『やぁ…君からなんて珍しいね…それで…?』

彰人

「防音室ってマフィアの所有してる所にありますか…?」

『ふむ…そうだね…紅葉君を連れてきてくれたら考えて見せよう彰人くん…』

彰人

「りょーかい…」

あー、だりぃ……やっぱ此奴の家で…いいや…

彰人

「やっぱ神代先輩の家で…いいすよ…行きましょうか」

……、ぁー。わかってたのか…だる…それだったら普通に…此奴の言うこと聞いとけば良かった…

神代

「あぁ、入ってくれ給え…」

……あ…?入ってくれ給え…?た • ま • え!?は…?入れねぇ……あー…透視っと……まじかよ…異能力無しで読んでたのかよ…

彰人

「……名探偵のお陰?それとも自力…?どっちだ…?太宰治…」

俺は太宰が開けたドアを勢い良く閉めた…それでも彼は動かず俺の方をゆっくりと見つめ返した

太宰

「んー…谷崎君の異能力なのだよ…?はぁ…怠いねぇ…君の異能力って…ま…作戦は失敗か…」

…武装探偵社…異能者のみで構成されたって…表向きにはなってるが…、はぁ…こうなるならもっと過去変えれば…いや…其れ共俺の思い通りに…動かすか…?……いや…もう一回次は見失わない

…俺の異能力だけで構成するなら…この世界は…平和にはなるのか………平和ってほしいのか、?

彰人

「取り敢えず…探偵社に行きたいな…?」

太宰

「仰せの儘に」

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