第35話 頭脳の破壊
紅葉side
ッ…、さっきのは…?そういれば…此処は何処かの…確か毒ガスでやられて…、
???
「ぇ……貴方……ぁ…」
…?どうしたのかの…?この娘さんは…
紅葉
「どうかしたのかい…?お嬢さん?」
それにしても綺麗に整えられた髪の毛…手にはペン胼胝……目には涙の後…可哀想な娘じゃ…
???
「ぁ…知り合いに似てて…御免なさい…、ぁ…それと此処セカイっていう場所なんです…宜しく…ね?ぁ…私の名前は東雲絵名…宜しく…貴方は?」
…、東雲……綺麗な名前…絵名……この娘にピッタリじゃのぅ…そうかセカイ…ぁ…あ確かに変な場所、此処の家はまた違う家……
紅葉
「あぁ、知っておる…此処は餓えた海賊のセカイと言っておった…まぁ…どうせ戯言であるだろう…取り敢えず此処から逃げようかの…」
ふぅ…床で寝てたからか…腰が痛いわい、
絵名
「……出る方法はあります…けど…持ってないから…その前にミク達に会わないと…、」
……ミク…?誰じゃそんな者は見たことがないのぅ…んー、セカイの者じゃろうかのぅ…それよりも持ってるってなんだろか…
絵名
「あッ…貴方の名前は…何でしょうか…?」
…、私のしたことが…忘れておった…
紅葉
「紅葉…尾崎紅葉…お嬢さんは道案内してもらえるかの?」
そもそも此処に来たことがあるんだろうか…
絵名
「ッ…わ…分かりました…」
…慣れたような足取りで向かっておる…やはり知っている…此処に来たことがある…?そういや…後一人いるとかそう言っていたような…、確か子の娘だったら…良かったとか…まぁ…よいか…
絵名はある一軒家で足を止めた
絵名
「ここで…す…私の家が…それ以外はは分からない…でも…謎なのが…この世界…マンション…無いんですよ…デパート…コンビニ…公園はあれど小さいのばっか…しかもこの通りは無限ループしてる…」
……!そういうことかだから…彼女は…ん…?でも…私等が入った家がない…どういう…?
絵名
「歩いていたら貴方を…見つけたんです…何回も通った道に…貴方が突然現れたんです…どういうことか…分かりませんよね…?そういや…セカイの名前ってセカイの事表してるらしいですね…」
……セカイのことを…?……まず…このセカイは…出れる事ができるのだろうか……?
可不
「…、此処に居たんだ〜、…何もしないよ?…ぁ…ふーん…会ったんだ…それじゃあこのセカイの事どうなってるかわかった…かな?……」
…、は…?ど…どういう事じゃ…?この情報でわかるのか…?…
可不
「……へ〜…まだ…わからないんだ…じゃあ…整理…してみよっか…?…それじゃあ最初…君達は公園に現れた…そうだったよね…?」
ぁー、そうだった…のぅ…だから…何だって…
絵名
「ぁ……ううん……私庭に出た」
…、!そういうことか……?確証が無いけど…場所はランダム…だけど…此処はまず…そもそも…時空が違う…だから…絵名さんが居たところは…
私たちが現れた公園の場所に位置するから…けど私が路上に現れたのはあの場所は私達が現れた時空の家の場所…
可不
「……尾崎紅葉は分かったみたいだね?説明してみてよ?…間違ったところは私が直してあげよう…んー、でも…立ち話でもなんだし……家でも入るかい…?…くく…」
………?なんで此奴は…家に…入らそうとするんだ…?分からない…どうしてだ…?
絵名
「?……ッ…!…紅葉さん……オドゥール」
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