倫敦、切り裂きジャック、蒸気機関

煉瓦作りの街並みと時計塔。

襲われる少年。
そこに対峙する謎の青年と、切り裂きジャックを名乗る男。

そんな魅力的なシーンから始まる本作。
そこかしこに登場する蒸気機関が、レトロな雰囲気を醸し立しつつ、進行するサスペンス。

どれもこれも大好物です。

推理あり、大立ち回りあり、そしてヨーロッパの貴族社会の闇ありと、属性は盛沢山ですが、見事に調和していて食傷になるところか、どんどん進めたくなります。

最後のシーンには余韻があり、三人がこれからも波乱の事件に巻き込まれていくのではないかと期待してしまいます。


ひとこと紹介のワードのどれかにピンと来た方、おススメです。

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