概要
海を統べるドラゴンが伴侶に選んだのは、自分を殺そうとした不器用な人の子
混血ゆえに虐げられてきた暗殺奴隷のカラスは、その日はじめて任務に失敗した。依頼主に叱責され、殴られ、満身創痍でねぐらに戻ると、そこには暗殺対象だった男が待ち構えていた。報復されることを恐れて逃げ出すも、満足に食事もとれず傷を負った体ではろくな抵抗もできない。男に捕まり、気を失ったカラスが目を覚ますと、そこは柔らかなベッドの上だった。かたわらには暗殺するはずだった男が眠っている。唖然とするカラスに笑いかける男は、自分は海賊船の船長で、人間ではなくドラゴンなのだと語る。どうやら、ずいぶんと厄介な相手に目をつけられてしまったらしい。そんなふたりの後日談短編集。ドラゴン×人間。個人サイトに掲載していたもののリメイクになります。
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この世界には二種類のドラゴンがいます。海
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この世界には二種類のドラゴンがいます。海
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