花吹雪のスクリーン

ずーっと待ってた。
美しい映像が浮かんできます。

大切な人、大切な仲間。
この時をずっと待ってた。

あぁ～なんて美しいのでしょう。
こんなにも想い続け、強い絆で結ばれて…。

泣きたくて幸せで…すごく心に響く物語。
大切な人の笑顔を思い出すこと間違いなしです！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（279文字）

愛し合っている二人と、彩ってきた方達の、ちょっと切ないくて幸せな時間を見られるお話です。

文章から伝わる情景は、とても美しい世界です。
健斗と美晴瑠、とてもとても慕われていた二人。

読後、ボクは、切なさと、その中にとても幸せで暖かい空気に包まれました。
違う感じ方をされる方もいるかもしれませんが、読んで確かめてみて下さい。
繰り返し、読みたくなる作品です。是非、ゆったりした時間を味わって下さい。

桜吹雪が、膨大に舞う。
男がいて、女がいる。

男は女をひきとめる。

女と一緒にいたいのだと。
いかないで、と。

それに対する女は……。

舞え、舞え、桜吹雪。
何もかもを、覆い隠し、また表れさせ、男と女の想いを、スクリーンに飾れ……。