眼鏡

ある日、男がバーで飲んでいると、見知らぬ人物にいきなり話しかけられた。ハットを目深にかぶったその男は未来から来たという。彼から渡された眼鏡は少し先の未来を見ることができた。これをとある条件の上、私は譲り受ける。その条件は「絶対他人には使わせないこと。そして鏡の前では使わないこと」。男は約束を守るために気を付けていたが、ある日ガラスの反射で映り込んだ世界に自分が写っていないことに気が付いてしまう。
自分は少し先の未来で死んでしまうのではないか？その疑問を持った男は、自分の死因を探し始める………

少し不思議なSF。